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『うっ……私の給料12年分だぁ……』

悟「ちょおおお〜可愛いよ!」

『何企んでのよ。こんな高級な身なりにして!』

悟「なにも?ただタンス開けた時服少ないなぁ〜って思ったからさ!たまにはいいんじゃない?」

『もぉ…慣れないんだけど。ヒールとか何年ぶりだろ』

悟「これで周りの視線もきっと無くなるよ」

『誰が貧乏臭いって?』

悟「言ってない!!!」

『まぁ、確かに多少は身なりに気使ったら面倒臭い事言われる事もないだろうけど』

悟「あとは〜化粧品買いに行く?」

『行かない』

悟「髪はそのままでいて欲しいなぁ。Aの髪僕好きだからさ」

『よし、美容室行こう』

悟「なんでっ!!?」




そんな無駄な雑談をしながら結局帰ってきた高専


『こんな高級な服中々着ること無いんだけどな…』

部屋中にハイブランドの紙袋が散乱する

『はぁ…なんか疲れたし、今日は早く寝よ』









悟「お疲れサマンサー!起きてる?A!」

『んー』

悟「寝ているみたいだね!そんなAには王子様からのキスでお目覚めかな?」

『はっ!』

私は寝ぼけていた頭をフル回転して秒で起きた

悟「なーんだ。折角、」

『誰が王子じゃ!』

悟「ぼっくっ♡」

『お"っえー』

悟「ははっAって僕の事リスペクトし過ぎ〜!」

『昼間っからうざい…』

『つーかまだ昼間じゃん。用事夕方でしょ?』

悟「まぁまぁ〜。ほら!支度して!」

『ふぁ〜〜あ。ねむ』






それから電車で移動して私はある家に来ていた

『ここは?』

悟「Aも見たらきっと分かるよ」

『……?』


「お前、また来たのかよ」

悟「やっ!」

『えっ……!』

「アンタ誰」

『伏黒と…ウムッア』

悟「その名前は禁句ね」

咄嗟に口元を押えられたかと思ったら静かにそう告げられる

『……私は紅葉A』

「伏黒恵」

『よろしく』

恵「よろしく」

悟「さっ!自己紹介も終わったしみんなでご飯に行こうか!」

恵「『行かない』」

悟「君達…本当に初対面……?」

私は恵くんと顔を見合わせると確かにどこか自分と似ている気がした

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シオン(プロフ) - もちもちさん» わっっ!!!わざわざありがとうございます^^楽しんでもらえたようで何よりですっ! (2021年2月6日 1時) (レス) id: 2b5179b4c7 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - 面白かったです!!! (2021年2月5日 8時) (レス) id: 35a64f1103 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シオン | 作成日時:2021年1月29日 1時

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