この学園はやはり問題だらけ…か (ページ7)

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資格ページ7

『何してんの？疲れてんでしょ。さっさと帰って寝なよ』

悟｢一緒に寝よ？』

『寂しんぼか？1人で寝ろよ』

悟｢やーーだーやーーだ！！｣

『ちょ、きついきつい24歳児の駄々っ子程キツイもん無いわ』

悟｢寝るまで帰らないよ｣

『はぁー。うざ。ならせめて風呂行けよ。汚れた体で布団に乗ったら殺すよ』

悟｢え？！誘ってる？積極的になったね～A！｣

『1人で行けよ。お前の裸とか見たくねーーーよ！』

私は久しぶりに強く言い放って布団に潜る

悟｢残念冗談のつもりはなかったんだけどな｣

わざわざ私に聞こえるように呟いて五条は風呂に行った

『何考えてんの……アイツ。』

正直な所私は基本的に誰と一緒の布団で寝ようが関係無いのだと思う。だがコイツに関してだけは違う

傑君とは違い緊張する

悟｢…んっ～～｣

『！！』

寝返りを打った際に私の体の上に腕を乗せる

『寝相わるっ』

悟｢A……｣

『まさか起き…て、』

悟｢俺…のかえ…せ｣

『コイツ……寝言かよ……』

幸せそうな顔して眠る五条を隣に私はほんの少しだけ嬉しくなったりもしなくはなかった

『おやすみ。悟』

『ん……？』

朝から美味しそうな匂いが充満して自然と目が覚める

悟｢おはよA｣

『……はよ』

悟｢あっははっなにその寝癖w｣

五条はフライパンからお皿にオムレツを移しながら爆笑する

『うるさっ！』

なんだか懐かしいなと思いながらも口には出さなかった

『ねぇ、昨日なんの夢見てたの？』

悟｢えぇ～？気になる？？気になる？｣

『いや、別に』

悟｢昨日はね～｣

『言うんだ』

悟｢Aが悪の組織に連れてかれる夢を見てさ～僕が返せ～って！取り戻しに戦った夢～｣

『聞く程でもないくらいくだらなかったわ』

悟｢くだらなくないよ！けど夢って言ったら叶わないって言うし！イコール僕とAは永遠に一緒だね！｣

『そこまで行く過程が見当たらんのだが』

悟｢え？家庭？｣

『チガウ。ソノカテイ。チガウ。』

悟『面白いね～A』

どこか昔の感じを漂わしつつ今の五条悟はなんだか優しい

私が知らない5年間の間に一体何があったのか……私にはそれを知る資格がない