蒼羽 ページ25
「おめでとうございます。元気な男の子ですよ〜」
『はぁ、はぁ、』
悟「Aぇぇえええ!!」
『ちょ、声』
悟「あっ、ごめん」
妊娠が発覚してからというもの私は基本的に家でする事も無いので子供のことを勉強しつつ教師を目指す為に教師の資格を取るために勉強をした
そして遂に産まれた我が子を抱き悟に似ていてとても愛らしい
『名前どうしよかな』
悟「蒼羽(アオバ)とかどう?」
『へぇ、珍しくいい案だすじゃん。意味は?』
悟「Aと再開した時に青い薔薇買ったから…夢が叶ったし…思入れがあるからっていうか…………あと自由に羽ばたいて欲しいから…えっと」
『そんな自信なさげにじゃんw』
悟「だってーー」
『うん。蒼羽良いと思う』
悟「A〜〜!!!一生幸せにする!!」
『シーーッ起きるでしょ』
悟「ご、ごめん」
それから数年の月日が流れ蒼羽も随分大きくなり
私は教員免許を取り教鞭を取った
『はーい。今日は体力テストするよ』
蒼「母さん。今日父さんは?」
『後で来るって言ってたよ』
蒼「そっか!」
他の生徒がテストを行っている間蒼羽は私から離れない
『そろそろ準備して?』
蒼「ねぇ、母さん」
『な…』
私より遥かに身長が高く悟の面影を感じさせる容姿に私はアイツの遺伝子受け継ぎ過ぎだろと内心ツッコミを入れる
そんなこと考えてるとは思ってもみない蒼羽は私に後ろから抱きつく
『いつまで甘えたなの』
蒼「だっていつも父さんが母さんの事独り占めするしこういう時しか」
悟「その父さんならここだよーん」
蒼「げ」
悟「僕の奥さんなんだけど!?息子の分際でなにしてんの」
『アンタも父親の分際でなーに息子に張り合ってんだよ』
悟「ちょっと!?辛辣じゃない!?」
蒼「チッもう少しだったのに」
悟「あ!?今お前なんつった!?」
蒼「僕テストあるから」
悟「あ!おい!待て」
『あーもう。悟も授業の邪魔しない』
悟「A〜。アイツなんであんな生意気なのおおお
一体誰に似たのあの性格」
(自分の胸に手を当てて考えろよ……)
悟「ちょっと、今よからぬ事考えたでしょ」
「てか悟はなんでここに居るわけ」
悟「やな予感したから」
「……」
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シオン(プロフ) - もちもちさん» わっっ!!!わざわざありがとうございます^^楽しんでもらえたようで何よりですっ! (2021年2月6日 1時) (レス) id: 2b5179b4c7 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - 面白かったです!!! (2021年2月5日 8時) (レス) id: 35a64f1103 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シオン | 作成日時:2021年1月29日 1時