世話 ページ11
『へぇ、11歳って事は小5か』
恵「いや、今年で12」
『なら小6か』
あれから結局五条に(無理矢理)連れ出され今は小さなファミレスに来ている
ちなみに恵には姉がいるらしいが今日はと遊んでいるらしく結局3人できた
悟「それでさ、僕提案しに来たんだけど」
『嫌な予感』
悟「恵の勉強とか面倒見てあげてよ」
恵「は?なんでだよ」
『いや、間違いねぇわ。なんでだよ!』
悟「えーだってぇ僕任務で忙しいしぃ〜今まで時間の合間を縫って来てたけど厳しくなりそうだしぃ」
(時間の合間……だから全然帰ってこない日が続いてたのか)
『私学校からでたらダメなんじゃないの』
悟「そこは僕に任せてよ!それに、Aは僕よりは弱いけど結構強いんだよ?色々教えて貰うといいさ!」
『いちいち言い方腹立つな』
恵「ふーん。」
『お?若干納得してるな?』
恵「別に。俺は今の日常が何も変わらないならなんでもいい」
悟「決まりだね」
『うぉーい……マジか』
悟「じゃ、住み込みで宜しくね」
恵「『は!?』」
悟「いやだって、最近上のやつらうるさくてさぁ〜、丁度いいと思ってたんだよね〜それに恵だっていつ襲われるか分からないし」
『呪い?』
悟「人間だよ」
『…………』
私は伏黒甚爾のことを瞬時に思い出し何となく察しがついた
『分かった。』
悟「じゃあ明日からよろしくね」
『えっーと。衣類はこんなもんでいっか』
あれから高専に戻り私は明日の準備をしていた
悟「A〜」
『なに』
悟「たまには帰ってきてね」
『帰らん』
悟「おいっ」
『はぁ〜自分から提案しといてなに捨てられた子犬みたいな顔してんの』
悟「本当は嫌だったけど…Aと恵を守るにはこうするしか無かったんだ」
急に真面目なトーンで話だす五条に私は手を止めて話を聞いた
『…まぁ。私とあの子の事を想っての行動なのは分かってるから。それは……まぁ…その……ありがと』
悟「あ!そうそう!」
『な、なに』
悟「浮気はダメだからね!」
『…』
悟「ちょっと、そのガチのドン引き顔やめてよ」
『普通に考えろよ小5男児に手ぇ出す馬鹿いるかよ』
悟「Aはすーぐ惚れられるからねぇ、Aじゃなくても恵がその気になったら…僕妬いちゃう」
『安心しな。恵くんとはありえないしお前もありえないよ』
悟「はぁ〜つれないな」
7人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シオン(プロフ) - もちもちさん» わっっ!!!わざわざありがとうございます^^楽しんでもらえたようで何よりですっ! (2021年2月6日 1時) (レス) id: 2b5179b4c7 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - 面白かったです!!! (2021年2月5日 8時) (レス) id: 35a64f1103 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:シオン | 作成日時:2021年1月29日 1時