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花言葉 ページ2

窓から刺す光に殺意が湧きつつ起きる朝

『……ん?』

何故か横には傑君がいた

『疲れてるのは傑君でしょ』

ポツリと呟くと傑君は起きそうだ

傑「ん……起きたの?」

『うん』

傑「ふぁ〜早起きだねAは」

『夕方頃から寝てるんだからそりゃあ自然に起きちゃうよ…傑君は何時に寝たの?』

傑「んー、何時だろ。」

黒く長い髪を触ると何故か笑う傑君

『なに?』

傑「いーや?もっと触っていいよ」

『寝てなよ』

私は手を離しお茶を飲みにソファへ移動した

傑「じゃあ甘えるよ。」

再び二度寝をしようと寝転がる傑君に私は少し呆れ気味だ

(きっと2年前の私ならこんな状況だったら顔真っ赤になって茹でたこみたいとかdisられてただろうな)

ボーッとしながら考えてると寝息が聞こえてくる

『本当に二度寝してるじゃん』

少しクスッと笑いながら私は傑君の隣に行き優しく髪を撫でると心做しかリラックスしているように見えた

『変な感じだなぁ』


私は手を止めて起こさないようにそっと立ち上がる

『お別れだね傑君』


私は寝ている傑君の額にキスを落とし部屋を出た






【また会える日を】

傑「行ってしまったか。」

そこには置き手紙を読み立ち尽くす男の姿があった









あの日から一体どれだけの月日が流れたか。
考えると5年

私は24になった

『ありがとうございました!』


私の能力は…この血はきっと表立ってはいけないのだろう。

私は呪術界から足を洗い身を隠してお店を開いて一般人として生きる事を決めた

『向日葵の花言葉は憧れとかあなただけを見つめるとか色々あるんですよ!ロマンチックですよね』


東京の端の方で私は小さな花屋を開いた

「Aちゃん!この前プロポーズが上手くいってね!」

『おぉ!良かったぁぁぁ!気がかりで仕方なかったんですよ!』


小さな花屋にしては色んな人が来てくれて贅沢は出来ないが穏やかに暮らせている

「そう言えば最近肩が重いのよぉ〜私ももう歳かしら」

(蠅頭だな。まぁこれくらいなら…)

『まだまだ若いんだから……あ!あれ息子さんじゃなない?』

「えっ?」

咄嗟に振り向いた瞬間に私は一瞬にして祓う

「やぁだぁ〜あれお隣さんのとこの子よ〜!」

『あちゃあ間違えたみたい!』

「あら?なんか肩が軽い!」

『まだまだ若いってことじゃないっ?』

「もぉ〜上手いんだからぁ」

青い薔薇→←悲しさ



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シオン(プロフ) - もちもちさん» わっっ!!!わざわざありがとうございます^^楽しんでもらえたようで何よりですっ! (2021年2月6日 1時) (レス) id: 2b5179b4c7 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - 面白かったです!!! (2021年2月5日 8時) (レス) id: 35a64f1103 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シオン | 作成日時:2021年1月29日 1時

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