幼なじみと最強 (ページ11)

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ドキドキページ11

夜になり私は自分の部屋の整理と明日の準備をしていた

『よし！そう言えば制服カスタム出来るんだっけか…』

説明文を見ると細々と書かれており基本どんなスタイルでもカスタムは可能なようだ

『へぇ、自由なんだなぁ』

するとドアの外からノック音が聞こえてきた

『ん？傑ー？』

躊躇無く開けるとそこには

｢傑じゃなくて悪かったな｣

五条君が立っていた

『え、あっ、、、ど、どうしたのかな？』

初めて会話をする五条君に動揺が隠せない

｢邪魔する｣

『え、ちょ』

遠慮なく人の部屋にズカズカと入ってくる五条君に少し警戒しつつもドアを閉めた

『えっと、ごめんね。さっき部屋片付け終えたばっかでお茶とかまだ無くて』

｢いらね｣

『あぁ…そう……』

一体この人は何しに来たんだと言いたくなる

暫く沈黙が走り五条君は口を開いた

｢あの、さ｣

『は、はい！』

｢今朝…悪かった｣

予想外の言葉に目が丸くなる

｢怪我させる気は無かった。｣

『あ、あぁ…大丈夫ですよこれくらい』

頬に貼られた湿布を触ると五条君は私に近付き私の手の上からそっと手を添える

『ご、五条君？？？』

｢悟｣

『え？』

｢悟でいい。苗字で呼ばれるの好きじゃない｣

『あ、うん…』

彼の瞳は蒼くキラキラと輝いておりサングラス越しからも分かる美形というやつだ

そんな彼に間近で頬を触られてるなんてドキドキしないはずが無い

(きっと傑みたいにモテモテな人生歩んで来たんだろーな)

そんな事をボーッと考えながら彼のサングラスの縁を見る

すると

ガチャっと音ともに傑が入ってきた

｢A｣

『あ、傑』

｢そして、どうしてここに居るのかな？悟｣

｢よ、傑｣

いつの間にか下の名前で呼び合う2人は仲良くなったようだ