【青葉城西】理性と戦うとき。

＃矢巾秀 ページ5

．









「 理性と戦うとき …… んー … 」








『 なんかないの？やはばん 』




「 やはばんっていいね〜 」


「 いいって思うの及川さんだけだと思います 」

「 なんだと渡っち〜 」









「 俺がマッサージしてあげたときに出す声を聞くとちょっとやばいっすね 」


「 …… お前 … 」



「 狂犬ちゃんがすんごい引いた目で見てるけど！！！ 」









『 やはばんのマッサージ気持ちいいよね〜 』



「 またあんたかーい 」


「 罪な女だな、花 」

「 そうだよな、松 」









＃ 矢巾秀


《 結果 》いやらしい声






「 いや、A先輩！？結果がいやらしい声って意味わかんないですから！！ 」


「 何言っても無理だよ、適当なんだからこの結果 」









『 まあそんなことは置いといて 』


「 置いとく！？置いとくんですね先輩から訊いてきたのに！！ 」



『 やはばん、落ち着いて。面白い話だから。やはばんのより価値があるよ 』


「 酷いっ！！ 」









『 私、今日ね妖精の格好した花巻に「 くたばりなさい悪の手下よっ！！！ 」って言われて殴られる夢見たんだ 』







「 意味わかんないしマッキー最低 」

「 はーなーまーきぃ？ 」


「 待て岩泉！！早まるな！！夢の話！！俺とばっちり！！ 」









「 花巻さん … 妖精の格好ですか … 」


「 渡も引くな！！夢の話だから！！ 」





「 花 ……… 」


「 松！！お前だけは俺からっ …… っておーい！！何だこの茶番は！！！！ 」

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