51.最終日 ページ1
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「ズボンは履いてよ、見えなくても！」
「ハイハイ。ねえ、私のリモート会議なんて見てても面白くないと思うよ？」
「Aの仕事するとこ見たい。僕の知らないA」
目の前の世界的アイドルはボサボサの寝癖も直さずに、ルームサービスしたサンドイッチを頬張っている。
夜の便に乗ってしまったら、次はいつ会えるかな？
ジミンの正体を知った今はそんな事を聞くのが以前にもまして怖い。
「そんな顔、しないで？」
「え？」
「次、いつ会えるかなーとか考えてたんでしょ？Aわかりやすい」
「ごめん。あんまり会いたいなんて言ったら迷惑かと思って、、」
ケチャップの瓶を開けかけていた手をとめて
私の方に歩み寄ると、優しく抱きしめてくれた。
「考えよう。一緒に。もっと沢山会えるように。」
「うん」
「だから会いたい気持ち、我慢しないで伝えて？いつでも会えるって約束はできないし、Aにいっぱい寂しい思いさせちゃうと思うけど、、、」
切なくて甘い視線
「ジミン、ありがとう」
重なる唇は、もう今日何十回目だろう
「サンドイッチ、の味っ」
「ふふ、おいしい？」
「んんっ、、」
「たくさん味わって？」
甘々な最終日の昼下がり
ジミンを味わいたくて
もっともっとと、腕を回して求める
「もー。まったくー」
私の要求に目を細めて答えてくれるジミン
「ん、はぁっ、」
「可愛いA」
ほんと、こんなに夢中になってしまうなんて自分が怖い
「ねぇ、僕に夢中なとこごめんね？」
「ん？」
「時間」
え？
ハッと我にかえると１３時
「っああ！時間！？」
「ねえやばい！もっと早く教えてよっ！」
「だって僕にあまりにも夢中だからさ、邪魔したら悪いかと思ってーー」
「ひどいっ！」
バタバタ準備し急いでパソコンを起動させる
サンドイッチの続きを手にとったジミンはニヤニヤと私の隣りに座った
「絶対、、1ミリも画面に映らないでね？」
「はあい」
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パッと切り替わる画面
「お疲れ様です純さん！」
「はーい。お疲れ、Aちゃん今日もよろしくね」
純さんが爽やかに言うと、ジミンの表情から笑顔が消えて私の方をギロッと睨む
こ、これは、
やりにくすぎるっ！！
フーと息を吐くと
視線を画面に戻し
始まった会議に集中した。
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あこ(プロフ) - 更新mailが何度か届いたんですが、開くと前回のお話で、続きが更新されてなくてバグなのかと心配してます。何かわかれば教えて下さい。よろしくお願いしますm(_ _)m (5月18日 18時) (
レス) id: c61c62757d (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - ジミンちゃん彼氏なのに、会社の人には誤魔化してる(*'へ'*) ﾝｰけど、彼氏って認識してるなら口説かないでね純さん('ω'乂)ﾀﾞﾒｰ (2023年4月24日 2時) (レス) @page5 id: c61c62757d (このIDを非表示/違反報告)
meimi(プロフ) - コメントありがとうございます！とっても嬉しく励みになります。今後も気長にお付き合い頂けたら嬉しいです。 (2023年4月23日 7時) (レス) id: 4d0d064fab (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - 更新ありがとうございます🍀ジミンちゃんと想いが通じて良かった(*^_^*)離れ離れになるけど、気持ちが通じあってるから大丈夫( ᴗ ᴗ )ｳﾝｳﾝ誰も二人の邪魔しちゃ('ω'乂)ﾀﾞﾒｰ。続きを楽しみにしていますね🍀 (2023年4月22日 23時) (レス) id: c61c62757d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めみ | 作成日時：2023年4月22日 18時
