31.日常 ページ31
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「えっ!!何その話しっ!!
Aはてっきり純さんとくっつくんじゃないかなって思ってた!」
「え!?なんで先輩?」
「だって純さんAの事好きだって噂流れてるよ?
てかいきなり韓国人!
しかも何その女たらし男!!」
「そんな感じじゃないよぉ。
でも、今となっては本当に夢だったんじゃないかって」
あれから約1ヶ月
世の中はもう大型連休に突入していて
どこに行っても大賑わいだ。
私は、今だにジミンさんに連絡できないでいる。
今日は仕事終わり
同期の友人と飲みに来た
「ホテルでさよならしたと思ったら置き手紙で連絡先くれて、、で、連絡してくれって書いてあるんでしょ!?
ドラマすぎるわ!」
「うん。これ、、」
手帳からメモを取り出す
「お〜!韓国語!
てかA、
そんなの持ち歩くくらい好きなら連絡しなよ!
なんでしないかな〜
あっっ!店員さーん!
ワインおかわり、二人分くださーい!」
「だ、だってさー
信じられないくらいのイケメンっていうか、本当に全てが完璧な人なんだよ?
私なんかを本気で好きになってる訳ない、、
と思う。」
「まぁ、イケメン外国人でお金も持っててなんて
ちょっと怪しいかも。。
仕事は何やってるか聞いたの?」
「それがさぁーーー!
私も一番気になるところだよ!?
でも知らない。
というかなんか聞いたらいけない気がして」
「なんだそれ!一番大事じゃん!」
「聞いてはぐらかされたら悲しいし、向こうからも全く仕事の話ししないから、、
聞かれたくないのかと思って、、」
うん。
なんだか話しててイライラしてきた。
自分に。
「次会う約束もしてるんだよね?いーなー釜山」
毎日毎日ジミンさんの事を思い出して
あーでもない、こーでもないって
「私の推しもね!あ、この話ししてなかったよね?
BTSって知ってる??」
お金持ち観光客の気まぐれだったかもとか
いや、あの時間に嘘はなかったとか
「Aこーゆうの疎いからなー。
ジョングクっていうんだよ!
実は待ち受けもグクなんだぁー♡」
お互い好き同士でも、付き合ってと言われた訳じゃないしとか、、とにかく言い訳ばかり探して
「これが私イチオシの動画!
全員イケメンだから観て!ダンスやばいの♡
ってA?
聞いてるーー?」
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作者名:めみ | 作成日時:2023年3月24日 20時