12.狭い部屋 ページ12
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ガン!ガコン!!
バタバタ
あと少ししたら
多分
きっとこの部屋に来る
ジミンさん。
急いでビールとスイーツを冷蔵庫にしまって、、
昼間歩き回って汗をかいたから
軽くシャワーを浴びたい。
メイクは、、、、もういいや!全部落として
後でまゆげだけ薄く描こう。
普段だったら初対面で男性を部屋に呼ぶなんて
120%ないからね?
なのに、なんでだろう
もっと話していたかった
部屋に来てもいいと思った
「変な事しません。やくそく。」
さっきの約束って何から何までの事?
国が違えば文化も違うだろう。
もっと一緒にいたいけど
抱かれたいとは思わない。
いや、無理無理。
それは無理だ。
でもさ、大人が二人で狭い部屋
お酒を飲んで、談笑して、ハイ解散〜って
そんな話しがあるかと自分に問いかける。
まぁ、そうなったらしっかり断ろう。
とりあえず今は早く準備しないと、、
狭すぎるユニットバスから出て
急いで髪を乾かす。
ん?
あれ?
そういえば
ジミンさんどうやってこの部屋まで来るんだろう
602号室
6階だってわかっていると思うけど
カードキーがなきゃ
エレベーター入っても6階が押せないよ!
しかも連絡先も知らないし。
フロント階でまっているかも
迎えにいかなきゃ、、、
もー。時間ないー!
その時だった。
コン
コンコン
控えめなノックの音が部屋に響いた。
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作者名:めみ | 作成日時:2023年3月24日 20時