…なんか胸騒ぎがするような……？の『二十八』 ページ27
そして一方その頃。俺たちは慶次に連れられ、一件の茶屋でお茶を啜っていた。
『はー、いい雰囲気のお店ですねぇ』
まつ「そうですね。お抹茶も美味しいです」
ほのぼのとした二人に、慶次が得意気に言う。
慶次「いいところだろ？いつかAを連れてこようと思ってたんだ」
『ふーん……ま、慶次にしてはいい趣味してるんじゃないか？来る前は、どんな店に連れていかれるのか心配でならなかったが。』
慶次「そ、そんなに俺、信用ねぇの……」
まつ「まつめも、慶次のセンスには少々危惧しておりました。」
慶次「なっまつ姉ちゃんまで？！」
ひでえ！と言う慶次に、まつ姉さんと俺は笑う。
実際、俺は何かあったときのために逃げる準備をしていたんだけどな。でもそれ言ったら慶次が泣いちゃうからやめてやろう。めんどくさいし。
『さて……皆の服も買ったし、次はどこ行きます？』
まつ「そのことなのですが……よろしければ、図書館に行きませんか？」
意外な場所が出てきたな。何か調べものか？
『図書館？俺はまつ姉さんが行きたいならどこでもいいですけど……』
慶次「図書館なんて、何しに行くんだよ。」
まつ「……A殿の飼っている方々のことについて、調べようと思いまして。」
…そういうことか。
プライベートの時間を使ってまで、俺に構わなくてもいいのに。
けど、案外そうも言ってられないな。
『…やっぱり、普通じゃないですよね……』
まつ「はい。慶次とA殿の話を聞く限り、その飼っていた動物たちが、戦国時代の武将たちに成り代わったと……。A殿、発作は大丈夫だったのですよね？」
『最初は、発作が起こりましたけど……でも、正体があの子たちだとわかると、あとはなんとも。あとはまあ、体が縮んだり色々ありましたけど……』
慶次「えっ……体が？」
『ああ、それはただの俺の過失だからいいんだよ。』
まつ「…とにかく、調べてみなければなりませんね。とりあえず、図書館に向かいましょう」
まつ姉さんは立ち上がると、さっさとお会計に向かってしまった。
本当に頼りになるな、まつ姉さんは。
慶次はそんなにだけど。
続く
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かえこ(プロフ) - Kねこもどきさん» 返信遅れてすみません！！うちね佐助君はツンデレ気質です…もっと素直になってくれればなぁと… あと、ログインできました！やったぜぇぇぇ！！←うるさい (2021年2月12日 1時) (
レス) id: cf15071c39 (このIDを非表示/違反報告)
Kねこもどき(プロフ) - ツﾂツンデレ佐助君ﾀﾞﾄ?! かっこよすぎ！うちの佐助なんてオカン感満載、、（佐助「ちょっと失礼じゃない?!」 (2021年1月23日 22時) (レス) id: 4a1233a60e (このIDを非表示/違反報告)
かえこ - Kねこもどきさん» うす！頑張ります！！佐助さんが応援してくれたので登場させました！！どうかな？！口調とか合ってるかな？！←不安です (2021年1月23日 22時) (レス) id: cf15071c39 (このIDを非表示/違反報告)
Kねこもどき(プロフ) - かえこさん» 佐助「かえこちゃん頑張ってねー」無理せず頑張ってください！ (2021年1月22日 23時) (レス) id: 4a1233a60e (このIDを非表示/違反報告)
かえこ - Kねこもどきさん» ありがとうございます！そう言っていただけるとやる気出ます！←と言いつつ昨日あげるの忘れるっていう……すみません！！今日中には一本上げますので許してください！！ (2021年1月22日 18時) (レス) id: cf15071c39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かえこ x他1人 | 作者ホームページ：ホームページ?ﾅﾆｿﾚｵｲｼｲﾉ?
作成日時：2020年11月30日 1時
