飼ってた動物が400年前の武将になってしまったときの対処法求む。 [戦国basara] [逆トリップ]

俺、復活！！の『二十四』 ページ23

ボタンを止めて、襟を正す。ベストのシワを伸ばして……っと。


『できた！どうだ？佐助！』

佐助「えっ………あー、まあ、似合ってると思う、けど？」

『そうか！ならよかったぜ！まつ姉さんに会うのに、半端な格好はできないからな。』

佐助「う、うん……あー、俺様、旦那を追わないとー……！」


と、佐助は足早に出ていってしまった。

というかあいつ、途中から硬直していたが大丈夫か？


…ピピピ…ピピピ…ピピピ…

お、ちょうどメールが来たな。


[おはよう！もう支度できたかい？もうすぐ迎えに行くから、準備しといてくれ！あと、薬飲むのを忘れんなよ！！]


くっそ…慶次からかよ……まつ姉さんのを期待したのに……←

まぁいいか……もうすぐ本物に会えるしな！！




----佐助視点


……はぁっ……まったく、やんなっちゃうよ…

一瞬だけど、Aが凄くかっこよく見えた……。はぁ、寒いから頭がバカになってるのかな。


……いや、あり得ないし…

……俺様が、Aに……？！いやいや、ないない！！絶対にないって！！

第一、俺様は忍だし？！心とか感情とかないし？！ただ似合ってるなーって思っただけだし！！


小十郎「…おい猿飛！！」

猿飛「ぅわ、な、何？！急に大声出さないでよ？！」

小十郎「さっきから呼んでるだろうが……。まあいい。とにかく、あれをどうにかしてくれ。」


右目の旦那が指差す方向では、うずくまり、湯気を出して固まっている旦那。

…あー、旦那にはちょっと刺激が強すぎたか……


仕方ない、いつもの団子を出してくるか。

と、扉を開けようとすると。





『ぅっっし！！まつ姉さーーん！！今行くぜーー！！』

佐助「ぅはっ…？！」

『うぉッ？！』



急に飛び出したAとぶつかり、俺が押し倒される形になってしまった。

……何この状況……？！


『す、すまん佐助！！怪我してないか？！』

佐助「だ……大丈夫だから、そこ退いて……！」

『えっ？あ、ああすまん！！』


素早く体制を戻して、俺はAに手を引かれて立ち上がった。


『本当に怪我ないか……？！念のために診ておいた方が……』

佐助「大丈夫だって！それより、出かけるんでしょ？早く行ってきなよ。」

『わ、分かった……じゃあ、留守番よろしくね！！』


……行っちゃった。


……何故だろう、右目の旦那と旦那の視線が痛い。


それと、心臓が……

……多分、勘違いだよね。

皆、久しぶりだな！また今回からやっていくぜ〜！の『二十五』→←出かける準備も楽じゃない……の『二十三』

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