33話 ページ34
ミ「スタート！！！！！！」
始まった。
わたしはスタートと同時にパチンと手を合わせてから、地面に手をつき、自分のすぐ下の地面を斜め上に突き出す。
『(スタートゲートは横に細くて狭いけど、高さはある…)』
そのまま勢いで飛んだわたしはスタートゲートのなかに入ると、ゲートの壁に触れて錬金術で小さな足場を作りつつ、互いに押し合いながらゲートを抜けようとするみんなの上を通って着地する。
轟「最初のふるい」
早々にゲートを抜け、すぐ前にいた焦凍が地面を凍らす。
わたしは軽くジャンプして、足が凍るのを防ぐ。
後ろからは凍らされた生徒たちの声がたくさん聞こえてくる。
…けど、
八「甘いわ轟さん！」
爆「そう上手くいかせねぇよ半分野郎！！」
A組はたぶん全員、他の生徒もけっこう今の攻撃を避けて走ってきてる。
轟「クラス連中は当然として、思ったより避けられたな…」
『あ！これって…』
峰「轟のウラのウラをかいてやったぜざまあねぇってんだ！くらえオイラの必殺…GRAPE…」
バァンッ！
緑「峰田くん！！」
後ろで峰田くんが吹き飛ばされた
『仮想ヴィランってやつ…！』
マ〈さぁいきなり障害物だ！！まずは手始め…
第一関門 ロボ・インフェルノ！！〉
「入試ん時の0P敵じゃねぇか！！！」
「マジか！ヒーロー科あんなんと戦ったの！？」
「多すぎて通れねぇ！！」
『ひぇ〜、でっかいなぁ…』
轟「一般入試用の仮想ヴィランってやつか」
八「どこからお金出てくるのかしら…」
焦凍が凍らせる体勢に入る
轟「(せっかくならもっとすげえの用意してもらいてえもんだな)
クソ親父が見てるんだから」
焦凍は向かってきた敵を、片手一振りで凍らした。
そして焦凍は凍らした敵の隙間をかるーく抜けていく。
「あいつが止めたぞ！！あの隙間だ！通れる！」
轟「やめとけ、不安定な体勢ん時に凍らしたから…
倒れるぞ」
ドォォォンッ！！
マ〈1ーA 轟！！
攻略と妨害を一度に！！
こいつぁシヴィー！！！
すげぇな！！一抜けだ！！
アレだな、もうなんか…ズリィな！！〉
焦凍が通過したのを横目で見ながら、凍らされてない仮想敵の方に向かう。
「おっ、おい…！危ないぞ…！」
『ふふっ、だいじょーぶ！ご心配ありがとう！
なんたってわたし…錬金術師ですから！」
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紅赤傘(プロフ) - ひよこさん» おもしろいって言ってもらえて嬉しいです。これからもこの作品を宜しくお願いします！ (2017年8月11日 14時) (
レス) id: 719fa59023 (このIDを非表示/違反報告)
紅赤傘(プロフ) - 吸血蝶さん» わたしも両方好きです！ありがとうございます！これからも頑張ります。 (2017年8月11日 14時) (レス) id: 719fa59023 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - 鋼錬とヒロアカが大好きで！この小説もすごくおもしろいです！ 応援しています これからも頑張ってください (2017年8月8日 17時) (レス) id: 99ef6e2ea3 (このIDを非表示/違反報告)
吸血蝶 - とっても面白いです！！私ヒロアカも鋼錬も大好きで！！この小説大好きです！！これからも応援してます！！ (2017年7月24日 20時) (レス) id: e29e369563 (このIDを非表示/違反報告)
紅赤傘(プロフ) - 詩音さん» ありがとうございます〜！ (2017年7月24日 18時) (レス) id: 719fa59023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅赤傘 | 作成日時：2017年1月31日 0時
