20話 ページ21
校「まぁとりあえず、刃金くん、敵と戦闘したと聞いたけど怪我はないかい？」
『はい。機械鎧が壊れたくらいで、特に目立った傷もありません。』
校「それは良かった！さて、本題に入ろうか。」
校「まず、きみが敵に勧誘されたというのは本当かい？」
『はい。ですが、なぜ私なのか分かりません…それも、敵はわたしの勧誘が目的とまで言っていて…』
校「う〜ん、君はどういう理由だと思う？」
『…仮説に過ぎませんが、
先ほどの敵がなぜかわたしの両親の研究資料を持っていました。
その内容は知りませんが、敵は”賢者の石”についての研究資料だと。
もし、本当に賢者の石の研究が完成しているなら、
恐らく、石の完成とその力が目的なのではと思います。』
校「その石はどんな力があるんだい？」
『分かりません。
ですが、もし伝説通りの本物なら
魂の錬成、不老不死、様々なことを可能にする。
まぁ、術師の力量にもよると思いますが…
わたしの両親の研究なら、わたしの親と同じ錬金術の個性での錬成と使用なのだと思います。』
『まぁ現段階ではただの仮説ですけどね。』と付け足す。
校「ふむふむ。有力説ではありそうだね。」
校「じゃあ次に君の腕のことなんだけど…」
きた
校「機械鎧は直すのに何日かかるんだい？」
『…へ？あ、えっと、本来なら一週間は必要ですけど、わたしは替えの腕をいくつか持ってきているので、早くて2日で直せると…』
校「それは良かった！でも、敵にいつ襲われるか分からないから今日は家までヒーローの先生に送ってもらいなさい。」
校「誰か先生を連れてくるよ」と、そのまま校長先生が部屋を出て行こうとする。
『は？え、ちょっ、待ってください！禁忌のことも…人体錬成のことも先生は聞いたはずです。なんでっ』
何も聞かないんですか？
校「…君はなんでヒーローになりたいんだい？」
『……わたしは………両親を亡くして、大切な人を亡くす悲しみを…
人体錬成で人を殺す重み、命の重みを知りました。
そしたら、わたしは一人でも多くの人を助けたいって思って。
だからヒーローになりたいと、思いました』
校「…オールマイトくんがね、君の判断力は素晴らしいと言っていた。
相澤くんと13号先生が君が生徒を身を呈して仲間を守ったと、
全員無事だったのは君のおかげだと言っていたよ」
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紅赤傘(プロフ) - ひよこさん» おもしろいって言ってもらえて嬉しいです。これからもこの作品を宜しくお願いします！ (2017年8月11日 14時) (
レス) id: 719fa59023 (このIDを非表示/違反報告)
紅赤傘(プロフ) - 吸血蝶さん» わたしも両方好きです！ありがとうございます！これからも頑張ります。 (2017年8月11日 14時) (レス) id: 719fa59023 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - 鋼錬とヒロアカが大好きで！この小説もすごくおもしろいです！ 応援しています これからも頑張ってください (2017年8月8日 17時) (レス) id: 99ef6e2ea3 (このIDを非表示/違反報告)
吸血蝶 - とっても面白いです！！私ヒロアカも鋼錬も大好きで！！この小説大好きです！！これからも応援してます！！ (2017年7月24日 20時) (レス) id: e29e369563 (このIDを非表示/違反報告)
紅赤傘(プロフ) - 詩音さん» ありがとうございます〜！ (2017年7月24日 18時) (レス) id: 719fa59023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅赤傘 | 作成日時：2017年1月31日 0時
