君の手を繋いでいたい 02 (ページ1)

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09 過ぎ去る時間を思い出に (BHside) ページ1

てっきり泣くかと思った

だから皆んな凄く心配していたし慰めの言葉を前々から考えていたのは僕だけではないはず

チャニョルとセフンに挟まれて手を握られている君はヒョンが見えなくなるまで見送って

見えなくなったら両脇に居る2人の手を一瞬ギッと握って

『ヒョン、チョコのバブルティー飲みに行かない ?』

とセフンに一言言ったから言われたセフン本人だけじゃなくて僕らも頭が追いつかなくて

DO「でもここらへん店無いよ」

『 … そっか、』

本当に飲みたかったのかは本人しか分からないそれきり言葉を紡がなかった君それでも心配掛けまいと君から発言してくれたから僕らの調子も狂うことなく過ごせたんだ思う

帰宅道中にはこの頃セフンと有織がお気に入りのバブルティー屋さんに寄って

カイのお姉さんのカフェにバブルティーが出たんだと盛り上がって

僕らよりよっぽど動揺が大きいはずなのにそんな身振りも見せずに本当にいつも通りででも隣に居るメンバーの手や服をずっと握っている

少し居た堪れなくなって

BH「今日さ、久しぶりにみんなでリビングで寝ようぜ」

CY「それ、俺が言おうと思ってたし ! 」

DO「明日にはジョンイナも帰ってくるよね、明日皆んなでご飯行こうか」

SH「この間、有織と行った所美味かったじゃんそこ行こ、もう予約する」

みんな居るんだよって言葉じゃなく行動で示したくて教えたくて

君を想っている人は横には居なくても沢山いるんだよってどうやったら教えれるのか悩んだ

でも 1番はまだ君の横にいる人が君を想っているという事を最大限に表現していければいいかな

BH「ねぇ、さっきヒョンに何貰ってたの？俺らには内緒？」

『うん？これ、』

はぁ、やっぱりヒョンには敵わないかも

君の手に握られているのはヒョンの新家のものであろうカードキー

SH「俺もそれしたい、」

CH「ヒョン、真似ばっかりしないの」

SH「俺は実家の鍵を渡す！」

CY「wwwwwww ヒョンが狂った」