君の手を繋いでいたい (ページ44)

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03 過ぎ去る時間を思い出にページ44

シウミンと別行動でも、幼稚園に行っても宿舎や幼稚園にシウミンが迎えに来て夜は君と過ごすようにしていた長男

シウミン以外のメンバーが引っ越し祝いにも訪れていないのに君だけは宿舎よりシウミン家に居る時間が長くなって

引っ越し祝いに来たメンバーは食卓に取り付ける子ども用の椅子や綺麗好きでお洒落な長男のベッドに少し浮いたデザインの小さい枕子ども用のシャンプーいつも持ち歩いている恐竜が居たから少し笑ってしまった

おもちゃをあまり持たないし欲しがらない君だからおもちゃが散らばってはないものの所々に君の面影があって君が来た頃の宿舎を思い浮かべる

子ども用品に興味もなかった僕らが君が来た日からインターネットで調べ、購入した品々で宿舎が装飾されていった

機能的な物を好むギョンスも子どもの内に沢山の色に囲まれて育った方が良いと聞けば可愛らしい物を選ぶようになった

君は僕らにプレゼントされた動物のぬいぐるみに囲まれて寝るのが好きで特に海外のコンサートで貰っくると嬉しそうに抱えて寝る

『zzz......ヒョン...z......きょうりゅう、どこ？』

CY「え、無いよ !? どこ置いてきたの ?」

『わかんない、きのうはいたんだよ』

BH「ミニヨンの所に置いてきたんじゃない !? ヒョンに確認してみる、午後から合流するし」

. . .

『あった？』

BH「うん、あとで持ってくるってそれまで待てる？」

『うん、ﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞ』

恐竜をあげた当の本人はその会話を聞いてニヤニヤするジョンデ

買ってきた兎のぬいぐるみは本人の車にいつも乗車してるのをみると気に入らなかったようで頭を抱えるリーダー

そして自分の身代わりにと夜な夜なぬいぐるみをリサーチする長男

お気に入りなら仕方がないと頃合いを見計らって洗濯してあげるギョンス

お気に入りのクマのデザインがあるGUCCIをプレゼントしようとして本気で止められるカイ

ぬいぐるみマニアの名にかけて君のお気に入りを探しまくるチャニョル

BH「なんで恐竜が好きなん？」

『う～ん、しっぽが掴みやすいから !!』

1人だけちゃっかり答えを見つけて代わりを見つけたベッキョン