君の手を繋いでいたい (ページ29)

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03君の思い出を教えて <LYside>(地雷あり) ページ29

君は何でも美味しい、好きだって言うから沢山の種類のものを食べれるようにクリスやルハン、タオにも声をかけてみたら案の定 EXOが虜の子を見てみたいって駆けつけてくれた
君が緊張することを分かっていたけど 3人に慣れてくれていれば僕が連れ出して行けない時もどこか連れて行ってくれると思ったから
僕の事務所の人達も一緒に食事に行きたいって言っていたけど 3人一緒に集まれる機会なんてそうそうないからお断りして明日にでも本当は2人でゆっくり食事したかったからランチは誰も呼び込まないようにしようと皆んなにメッセージを送りながら自分に誓った

/ KR=クリス
LH=ルハン
TO=タオ

TO［どんな子なんだろうね～楽しみだね］

LH［俺ら久しぶりに会ったのに始めからそれかよ］

KR［なら、お前は楽しみじゃないのか？］

LH［そんなことは言ってないじゃなん］

TO［相変わらず素直じゃないんだから］

僕らは少し遅くなってしまって 3人を待たせてしまったけど僕と有織が待ってるより緊張しないと思うから丁度良かった
有織はめずらしいのか車の中でも外を眺めて高い建物や変わった建物があれば教えてくれる僕には見慣れているものだからそれが逆に新鮮な感じ

送り迎えしてくれる人には乗り降りと時挨拶をしてありがとうしてEXO(ギョンスとジュンミョン)の躾の良さと有織の性格の良さが滲み出ていて運転手だけではなく僕まで関心してしまった

LY［遅れてごめんね、］

TO［全然～先にちょっと食べちゃったけどそれより噂の子は］

LH［噂の子って誰が噂してんだよ］

KR［俺等もしてたじゃないかさっき］

君は知らない人に会うよって言ってたのに後ろには隠れていたけど抱っこをせがまずにちょこちょこと着いて来てくれて少し離れてただけで子供ってこんなにも変わるのかと驚かされた
それよりも知らない人3人の声が聞こえると僕の前に出てたどたどしくはあるが中国語で挨拶をしてみせたのだ

もちろん僕らは韓国語を話せるからそんな事をしてくれるとは思ってもなくて一瞬時が止まったように静かになったので有織は間違ったのかという顔で見上げてきたからもう4人で褒めちぎった

僕と話す様子を見て安心したのかほかの3人にも笑顔を向けて話してくれる様子を見て少し嫉妬したけどそれは成長と思って胸にしまっておくことにする