潜入捜査 #1 ページ4
メイド喫茶に潜入調査です。
あなたたちはそのメイド喫茶の現状を把握すべく視察へ行くことになる。
メイド喫茶「リリィスノゥ」は主要駅から徒歩15分程度歩いたところにある商業ビルの1階にあるようだ。
いかにもといった外観をしており、店に掲げられた看板にはでかでかとメイド喫茶の文字がある。
東矢「……ふぅー……」
奏乃「……ここですね」
東矢「……は、入るぞ……?」
奏乃「は……はい……」
あなたたちが意を決してその扉に手をかけ、ゆっくりと開く。
ふわり、まず甘い香りが鼻を掠める。そして次に目に入るのはこちらもふんわりとしたシルエットのスカート、各所にあしらわれたフリル、メイドのアイデンティティともいえるだろう清潔感のあるエプロン…。
東矢「……(奏乃があれ着たら滅茶苦茶可愛いだろうな……)」
奏乃「っ、わ……す、すごい……」
メイド『お帰りなさいませ、ご主人様!』
東矢「……えーと?」
奏乃「……そ……その……これは……?」
東矢「わからん……」
そう、あなたたちはこのメイド喫茶…否、この屋敷に”帰ってきた”のである。
恭しく主人を出迎えた一人のメイドは手際よくあなたたちをひとつのテーブルへと案内し、さっそくこの店について話始める。
2人がお気に入り
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ