【マギ】異世界冒険譚【トリップ】 (ページ49)

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第四十七夜ページ49

アラ｢本当、君っておかしな人だよね。でもそんな君だからこそ、僕は力になりたくて･･･。君に手をのばすんだ。何度でも･･･。ねぇ、アリババくん!｣

アラジンはアリババに手を差し伸べながら笑顔でそう言った。

アリババは驚いて、開いた口が塞がらないと言った状態だ。

アマディア｢ねぇ、なにアホヅラ晒してんの。倒すんでしょ、あの黒いの。｣

シスル｢私達が来たんですからシャキッとしてください。アリババくんはアラジンくんとあの黒いのをお願いします。アマディア、行きますよ。｣

シスルはアラジンに任せましたよ、と一言残しアマディアを連れて怪我人が多い方へと歩いて行く。

アマディアは嫌だと駄々をこねるが、シスルは知らないと言ったふうにズルズルと引きずる。

アマディア｢はなせよ!!僕はあっちで遊ぶの～!!｣

シスル｢アホですか貴方は。この戦いは、私達がいてはいけないんですよ。察しなさい。｣

じたばた暴れるアマディアを横目に、シスルは足を早めた。

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シスル｢重症人からこちらへ!気を付けて運んで下さい!｣

アマディア｢わ、嘘くさ。｣

テキパキと怪我人を手当するシスルとアマディア。

そんな中でも口喧嘩は絶えないと言ったところだ。

シスル｢口じゃなくて手を動かしなさい。手を。｣

アマディア｢うるさいなぁ。動かしてんじゃん。｣

アマディアはため息をつきながらぶつぶつと文句を言い始める。

シスルはこれといって気にしてなかったが、アマディアのとある行動で頭を抱えることになる。

アマディア｢もー!!めんどくさい!!治癒魔法使った方が早い!!｣

そう、アマディアは治癒魔法を使ったのだ。

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芋ジャーです。
更新が大幅に遅れてしまい申し訳ないです･･･!!もっと更新できるように頑張っていきます!!
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