第二十六夜 ページ29
アマディアside.
アマディア「ねぇ、あの黒い人だれ。」
上から気配を感じて見上げると、そこには黒髪の三つ編みくんが絨毯に乗って見下ろしてた。
シスルも気づいてるらしくて、僕と一緒に黒髪三つ編みくんを見上げてた。
??「おーーーーーい、シンドバッドーーーーー!!!」
黒髪三つ編みくんに呼ばれたシンドバッドおじさんは、焦ったような顔をした。
シン「ジュダル、お前アブマドの手先として来たのか?それとも、煌帝国のか?」
アマディア「へぇ、ジュダルくんって言うんだ。」
ジュダルくんは一瞬顰めた顔をしたけど、すぐに笑顔になって言った。
ジュ「ああ!違う違う!正直、俺そういうのどうでもいいから!」
シン「貴様ら、この国で一体何をする気だ?」
ジュ「親父どもの考える経済どうのってのは、俺にはキョーミのねー話だからな・・・。そんなことよりわかってんだろ、シンドバッド?俺が好きなのは・・・・・・“戦争”だよ。」
アマディア「!」
ジュダルくんの戦争好きっていう言葉に、僕は親近感が湧いて嬉しくなった。
シスルは別に戦うのとか戦争か好きじゃないけど、僕はこの世で1番大好き。
しかも、ジュダルくんのいる煌帝国?ってとこは、とっても強いんだって!!
兵隊も沢山いて、“迷宮攻略者”の将軍もいるし、“迷宮怪物軍団”ってのも出来たらしいし!!
アマディア「煌帝国、行きたいなぁ・・・。」
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作者名:礼零 x他3人 | 作成日時:2019年1月14日 21時