【マギ】異世界冒険譚【トリップ】 (ページ25)

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第二十二夜ページ25

アマディアside

シン｢この程度の魔法道具は、俺には効かないよ。｣

カシムくんはあせった顔をした。

紫髪のおじさん･･･、シンドバッドおじさんはカシムくんを煽りに煽りまくってた。

アマディア｢･･･やっぱり嫌い。｣ﾎﾞｿｯ

シン｢さあ、お前を捕まえて国軍につき出せば･･･、俺の仕事は終わりだ。｣

カシ｢!｣

シン｢ね?怪傑アリババ君。あとは、君を倒せば終わりだよ。怪傑アリババくん。｣

シンドバッドおじさんはおにーさんのことを知ってるらしくて、シンドバッドおじさんに問われたおにーさんは、焦っていた。

シンドバッドおじさんは大将同士で戦おうとか、逃げればいいとか散々言いまくって、おにーさんを虚仮にした。

僕と、隣にいるシスルもだんだん腹が立ってきちゃって言い返そうとすると、おにーさんが叫んだ。

アリ｢黙れ!!!!知った風な口きくんじゃねぇ!!!俺とこいつらに何一つ違いなんてねぇ!!!こいつらみんな、俺の大切な故郷の兄弟たちだよ!それを･･･、それを･･････、その絆を、馬鹿にすんじゃねぇー!!!｣

アマディア｢･･････わぁお。｣

シスル｢彼も、言う時は言うんですね。｣

アリ｢礼節と厳格の精霊よ、汝と汝の眷属に命ず。我が魔力(マゴイ)を糧として、我が意思に大いなる力を与えよ。｣

おにーさんがそう言うと、おにーさんの剣が光出して、辺り一面を明るくした。

アリ｢出でよ、アモン!!!｣