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第八夜 ページ11

アマディアside


シスル「では、次はいつ決行するのでしょうか?」

アリ「そうだな…次は明日の夜、かな」

おにーさんは義賊らしい。しかも、明日の夜奇襲するらしい。

あぁ、どうしよ。ニヤけちゃう。

アマディア「うふふ。」

シスル「うわ、出た。・・・・・・お前、それ止めてくださいね。変な目で見られるでしょう。私が。」

アマディア「はぁ?お前に関係ないじゃん。・・・しょーがないでしょ。奇襲だよ?奇襲。ふふ。」

楽しみで楽しみで仕方がない。

これで、もっと制限無くて過激だったら最高なのになー。

アマディア「ん?どしたの、みんな。」

皆「い、いや。何も。」

みんな顔が引きつってるんだけど、僕なんかしたかな?







ザッザッザッ。

夜の街を赤い霧で満たしながら目的地まで歩いていく。

今日は決行日、みんな真剣な顔をして歩いてる。

ザイ「この霧を吸うんじゃないよ。手前の根性に自身のない奴ぁマスクを付けな。」

ハッ「へへっ、相変わらずおっかねぇな、ザイナブ。オメェの赤い霧はよ。」

ザイさんが使ってるのは魔法武器の“赤幻霧刀”って言うらしい。

発生する赤い霧で幻覚を見せるんだって。

シスルも僕もこの霧吸っても何ともないんだけど、毒耐性ついてるせいかな?

目の前に国軍が現れるけど、次々に倒れていく。

ザイさんに聞いたら、今回が初めてじゃないんだってさ。

学習能力無さすぎだよね、うける。

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作者名:礼零 x他3人 | 作成日時:2019年1月14日 21時

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