106話 ページ6
早速これから授業があるというので、グルッペンさんとマンちゃんと別れて、オプロイテさんと一緒に図書室に向かった。
図書室までは少しだけ距離があるが、向かっている間ずっと会話をしないというのもおかしいような気がする。
ここは思い切って話しかけよう。
『その、オプロイテさんは好きな食べ物とかって、ありますか？』
op「基本的に出されたものは食べます。食べることは好きなので。でも秀でて好きなものと言われると難しいですね。」
『そうですよね！ここのご飯、美味しいし！』
op「１つだけお願いがあるんですが、いいですか？」
『な、なんですか？』
オプロイテさんはまた私と目を合わせずに話しはじめた。
もしかすると、私と同じく人見知りなのかもしれない。
op「なんで私に敬語なんですか？オスマンさんと話すときは敬語を使っていなかったのに。」
『えと、私はオプロイテさんとはじめましてだし、マンちゃんは、敬語じゃなくていいって、言ってくれたから。』
op「私に対しても、敬語、使わないでください。私の方が身分が下ですし、グルッペンさんみたいな話し方にするのがベストかと。」
『わかりま、わかったゾ。さぁ諸君、引き続き図書室へ向かおうではないか。』
op「…予想外です。」
全力でグルッペンさんの真似をしたつもりだったが、傷付くレベルくらいまで笑われてしまった。
オプロイテちゃんは笑いが収まったと思ったら思い出したかのように吹き出す、ということを図書室に着くまで繰り返した。
エーミールさんは、図書室の中の個室で難しそうな本を読みながら待っていた。
彼は私たちに気づくと、本をぱたんと閉じた。
eml「あー、オプロイテさんも来たんや。」
op「文句があるんですか？」
eml「ないです。」
それから二人に様々なことを教えてもらった。
お辞儀の角度とか、笑い方まで縛られなくちゃいけないらしく、とても覚えていられない。
やっと一息付けたのは、お昼ご飯を知らせる鐘の音が鳴ったときだ。
この数時間で頭が爆発してしまいそうになるほど知識が詰め込まれたし、オプロイテちゃんとエーミールさんとの距離が一気に近づいた。
2人からは何故か「脳筋」と呼ばれるるようになったけど、意味を教えてはくれなかったので後でトントンさんあたりに聞こう。
eml「さぁ、昼食やから一旦休憩にしよ。」
op「そうですね」
『そうですね！』
私たちは復習をしながら食堂に向かった。
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風太(プロフ) - ダリア太郎さん» わわわ待っていてくれてありがとうございます、、、作者多忙でしてひと段落着いたらまた更新するかと思われるので気長に待っていて貰えればと思います(´∩ω∩｀) (2020年6月22日 23時) (
レス) id: 1ce02552d8 (このIDを非表示/違反報告)
ダリア太郎 - 更新しないんですか（ ｉ _ ｉ ） (2020年6月22日 22時) (レス) id: db84d391e7 (このIDを非表示/違反報告)
風太(プロフ) - ぱんさん» どうぞ！！！（輸血パック） (2019年9月4日 7時) (レス) id: 68876f6c16 (このIDを非表示/違反報告)
ぱん - 何してくれるんだ！鼻血がとまんねーよ！ (2019年7月24日 20時) (レス) id: afe6fa3e2d (このIDを非表示/違反報告)
風太(プロフ) - あっぷるさん» コメントありがとうございます！！！更新頑張ります！！！ (2019年4月7日 9時) (レス) id: 4133c0f6d0 (このIDを非表示/違反報告)
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