△わたしの方が ページ31
(残り、どれぐらいなんだろ…)
長ったらしい階段をすぎ、何も無い平地が続く。
先頭のティアちゃんのホウキの速さに合わせてみんなが進む
(あれ…？)
一番後ろで、みんなから少し遅れをとっているのは、カリンだ。
ふらふらと、不安定な運転でホウキがヨロヨロとしている
「カリンッ？」
振り返って、そう言ってもカリンは何か考えているようで気がつかない。
気づいたチトセも声をかける
「カリン？大丈夫？」
「カリーッン！」
あたしたちの声にやっと気づき、カリンはボンッと顔を真っ赤にする
「ごめんなさぁいっ、考え事、してたのぉ〜」
フウカちゃんも、チトセくんもありがとう
そう言って、恥ずかしそうに、下を向く
そして、急いでホウキを走らせる姿は、いつもの頑張りやさんのカリンで。
あたしは、その姿を見て、ホッと安心したんだ…。
・
カリンも追いついてきた頃、ティアちゃんが声をしぼりだした
「…フウカちゃん達の、学校に資料を取りに行ったときだったの。あなた達のことも全然知らないとき。」
それでね。
少しずつ話すティアちゃんの声。
ホウキをグッと握りしめ、あとの言葉を待つ
「『フウカさん！何やってるんですかっ！ベルフのウサギを召喚するのに、なんでっ！』って声が聞こえて」
(あ…あ…ああぁあぁあああっ)
思い出したくもない。
魔法界で一番小さな動物。ベルフウサギ。
本来ならこれを召喚するはず…だったんだけど…〜
そう、マリアンヌを召喚しちゃったヤツよ…
カリン＆チトセ＆セイラちゃんシラーっとした視線があたしを襲う。
あたしは、そっぽを向いて、へたくそな口笛をヒーヒー吹き始めた
(ティアちゃんにもな〜んか言われるかなぁ…。あぁー、お説教はパティ先生だけで十分だよっ)
絶望の色を顔に浮かべるあたし。
＿＿でも、この後ティアちゃんの言葉に驚愕することになる
だから。わたし…
そう呟いてから、今度はハッキリと口に出す
「…羨ましかった。」
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あめり(プロフ) - ケイさん» 頑張るっ！！そして絶体絶命なのは全部ヴィヴィッドのせいだ！←そのキャラを作ったあめりのせい いや正論いわないで！？涙 (2020年5月8日 11時) (
レス) id: 667a7e2a00 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - あめりさん» フウカ絶体絶命！？頑張ってぇえええええええ！！(泣) (2020年5月8日 11時) (レス) id: 7a4cbd292a (このIDを非表示/違反報告)
あめり(プロフ) - ゆりちさん» ありがとう…。ちょっと感激← ユリのらく魔女作品も頑張ってぇえ！！ (2020年5月8日 10時) (レス) id: 667a7e2a00 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりち(プロフ) - あめりさん» おめでとう！ (2020年5月8日 10時) (レス) id: 92ea3eaaa3 (このIDを非表示/違反報告)
あめり(プロフ) - 早く続編行きたいばかりに省きが多くなってきた…(泣)2000hit越えありがとうございまぁああす！ (2020年5月8日 10時) (レス) id: 667a7e2a00 (このIDを非表示/違反報告)
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