△五本の指に入る大魔法使い ページ25
「そ…それで変幻自在って何？」
「変幻自在。自由自在に変化でき、」
「消えることや、現れることもできることよぉ〜」
能面のような無表情で、淡々と話すセイラちゃんと曖昧に微笑むカリン。
『ほらっ！あんたやっぱりわかってなかったんじゃない』
『は？お前と一緒にすんなよ、わかってるし』
『あのタイミングで言えなければ失格よ！』
また言い争いを始めようとするあたしたちをティアちゃんがギロリと睨む
シーンと、静かになる。
あたしは、長く続く階段を見ながら、ため息をついた。
(おそ…。まだかなあ)
少し心配になってきたあたしは気を取り直すようにティアちゃんに話しかける
「それで？ヤミ市でどうなったの？」
「あっ、そうだった。ヴィヴィッドは、魔法界、魔界の中でも五本の指に入る、変化、変幻の神と呼ばれる大魔法使いなんだ…」
魔法界で五本の指。
あたしの何千倍も、ママの何百倍も、おじいちゃんの何十倍も凄い魔法使い
(あっ、あたしそんな凄い人に、あんな口叩いちゃったー！！)
真っ青を通り越し、真っ白になるあたしの顔。
たらりと頬に汗が伝う
「わたし、王族だとも何にも言わないで、ヴィヴィッドにすがったの。助けてって」
懐かしいような苦しいような、どちらにもとれるような表情で、ティアちゃんはつぶやく。
「変身が得意だとは知ってた。だけど、あのレベルの魔法使いなら、わかってくれるって何の理由も無しに、頼み込んだの」
そしたら。
とティアちゃんは弱い笑みを浮かべる
「好かれろ…それだけ言われた。」
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あめり(プロフ) - ケイさん» 頑張るっ！！そして絶体絶命なのは全部ヴィヴィッドのせいだ！←そのキャラを作ったあめりのせい いや正論いわないで！？涙 (2020年5月8日 11時) (
レス) id: 667a7e2a00 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - あめりさん» フウカ絶体絶命！？頑張ってぇえええええええ！！(泣) (2020年5月8日 11時) (レス) id: 7a4cbd292a (このIDを非表示/違反報告)
あめり(プロフ) - ゆりちさん» ありがとう…。ちょっと感激← ユリのらく魔女作品も頑張ってぇえ！！ (2020年5月8日 10時) (レス) id: 667a7e2a00 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりち(プロフ) - あめりさん» おめでとう！ (2020年5月8日 10時) (レス) id: 92ea3eaaa3 (このIDを非表示/違反報告)
あめり(プロフ) - 早く続編行きたいばかりに省きが多くなってきた…(泣)2000hit越えありがとうございまぁああす！ (2020年5月8日 10時) (レス) id: 667a7e2a00 (このIDを非表示/違反報告)
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