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気になる ページ9
大「なぁヤス、、」
放課後、まるとAは委員会があるからヤスと2人で帰ることになった
安「なにぃ？」
大「Aの好きな人知ってんやろ？」
安「なに急に笑」
大「別に何もないねんけど」
安「知ってるけど、、どーしたん？」
大「俺、昨日知ってんけど、」
安「…」
大「横山くんかっこええし、わかんねん…けど、考えてたら昨日寝られへんくて…。しかもよりによってAて…笑」
安「気になってる…とか？」
大「は？」
安「認めぇや笑」
大「ちょまって！ない！それだけは！」
ヤスがふざけてると思って返したんに、笑ってへんくてじっとこっちみとる
俺があいつを？
ホンマに言うてんの？
Aの事好きなんて今更やん。
大「ないやろ。」
安「なんで？A、かわいいやん」
大「かわいい？」
安「おん、高校入ってからなんか乙女になったっていうかぁ…大人っぽくなった気ぃする」
言われてみればわからんくも無いけど、、
ヤスまで可愛いとか言わんといてぇや
大「まぁええわ、」
自分でもよくわからんこの感情に振り回されるのが嫌で何も考えへんようにする
沈む夕日の迷いなく差す光とはと裏腹なモヤモヤが
俺の中にずっとあって
喉に突っかかってるような感じ。
大「無いやんな…」
独り言のようにポツリとつぶやいた
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作者名：らむね | 作成日時：2016年9月5日 1時
