26歩 ページ24
しかも俺が仕掛けたカメラにも気付き煽るような発言をして去っていったんや…！！
本当に気が悪くなる。
でも彼女は、俺の事を気になっているらしい。
確信はしていないが、そのような発言が多々見られる。
今日やって、俺のことを頼りにしている、というような発言を聞いた。
あの、シャオロンとか言う奴よりも頼りにしている、と。
あぁ。大好き。いや、大好きなんて越えて愛しとる。
この世で一番愛しとる…ふふ、いつかホンマに結婚しよーな。
夢主.side
目が覚める。
周りを見渡すと、もうシャオちゃんはいないようだ。
ココアを入れていたマグカップもキレイに洗ってあるし、机の上に置き手紙もある。
本当に気が使える男なのだと実感した。
そして手紙を見てみると…
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温かくしてよく寝るんやで
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色々気を付けてな
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シャオロン
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色々気を付ける、とはよく分からないが、兎に角とても優しい奴なことは分かる。
こうして、私の１日が終わった。
＿＿＿
翌日になる。
今日はゴミ捨ての日なので、家のゴミを集め捨てに行く。
ゴミ捨て場へ行くと、１人の男性と出会った。
cn「あ！Aさん！おはようございます！」
『！おはようございます！』
優しく、元気な彼は私の心を引いてくる。
ニッコリと笑って返すと、相手も嬉しそうにニッコリと笑ってくれた。
cn「もしかしてそのまま会社ですか？」
『あ、そうなんですよ！会社やだなぁ…』
cn「俺もなんです。分かります、会社ホントにめんどくさい」
私は勇気を出して今日一緒に飲みませんか、と聞いてみることにした。
『あ、あの、良ければ…今日一緒に飲みませんか？』
cn「…いいんですか…？！本当に？！ありがとうございます！じゃあ僕のオススメの店があるんですけど…そこの住所あとで送っときますね」
とても喜んでくれて、私は何か勘違いをしてしまいそうだ。
感謝を伝え、会社へと向かった。
空「Aー！」
会社に着き、デスクに自分の鞄を置く。
すると隣から挨拶よりも先にめちゃめちゃ大事な重大発表をされた。
空「ねぇ！実はね、私…彼氏できちゃった！」
『…え？！』
おめでとう。そう言うと、嬉しそうに彼氏の写真を見せてくれる。
空「この人なんだけど…知ってるでしょ？」
『ええ？！嘘でしょ…？！』
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作者名：みーの | 作成日時：2023年11月5日 1時
