4車両 ページ4
朝、俺は会社へ向かう準備をする。何か、昨日のことなんか忘れてしまったような。
でもやっぱり覚えている。昨日夜とても遅かったから目がずっとしょぼしょぼしている。
rb「はぁ、行くか」
行きたくない会社に足を運ぶ。
――
会社に着き、自分の机にカバンを置く。
zm「おいおい、めっちゃ眠そうな顔やんけw」
rb「昨日夜遅かってんて」
こいつはゾム。俺の同僚で、幼なじみでもある。
zm「何かあったん？」
rb「…残業」
zm「あーwwすまんすまんそーゆーことかwwかわいそうにw」
rb「ほんまこいつ」
昨日のことは言わなかった。何故か？それは教えてはいけない気がするし、何かAさんのことを知られたくない、という変な嫉妬心が出てきたから。
そのまま俺はパソコンとにらめっこを続けた。
――――――
昼。俺はショッピくんとゾムと一緒に食堂に来た
syp「ロボロさん何か今日変じゃないすか？」
zm「分かるわぁ。えっちな妄想しとるやろ」
rb「してへんわ！」
syp「じゃあ何かあるんすか？」
rb「いや、だから寝不足なだけやって、」
zm「昨日 女会ったとか！！？」
rb「お前そーゆー考えしかできへんのか」
ショッピくんはとても勘が良い。
正直ゾムの言ってる事は正解なのか…？女の子…やもんな…Aさん…
rb「まぁ大丈夫やって。いつもと同じやで俺は。変わったとことかほんまにない。」
syp「まじで女と会ってたらどうします？ゾムさん」
zm「んなわけないやん。ロボロは○帝やで？女と話せへんって」
rb「なめすぎや」
そんな会話がしていると昼休憩が終わった。
自分の席に座ろうとすると、どことなく女性社員達の歓声が聞こえてくる。
何やと思って見てみると、そこには高校生のとき同級生やったコネシマの姿。
何でここにおんねん。あいつ。
kn「おお！ロボロ！久しぶりやなぁ！！」
rb「お前女性社員連れてくんなよ。俺が惨めになる」
kn「お前もしかしてまだ彼女おおへん？」
rb「おーへんよ」
kn「俺もやねん！！最近元カノと別れた。」
コネシマは俺を見て昔と変わらずチビなんやな、と言ってきた。なんやこいつどうやって殺すか。
久しぶりに話したが、一応仕事中なのでまたな、と言ってキーボードを打ち込む
――――――
11:00
今日はいつもより早く帰れる気がする。
ゾムはいつも早く帰るからショッピくんを誘って帰ろうとする。
syp「今日は残業ないんすね」
rb「まじで最高」
syp「草」
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作者名：みーの | 作成日時：2023年10月26日 18時
