【d!】空中列車【rb】 (ページ1)

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毎日のようにある残業。山のようにある仕事。
早く帰りたい。誰もがそう思うだろう。

でもやらなければ上司に怒られる。まぁ言わば俺は社畜だろう。

rb「はぁ…めんどくさ」

そんな言葉を吐くと後輩から声をかけられる。

syp「大丈夫っすかw？もうすぐ終わるんじゃないんですか？」
rb「まぁ、そうやけど、…あと10分で終わるわ…」
syp「ま俺はもう帰りますけど。じゃさよなら。」
rb「なんや一緒に帰ってくれるんちゃうんかい。」

何気ない会話をする。会社には俺と後輩のショッピくんしかいなかったから俺が最後になる。
戸締りしななぁ…

――

よし…！終わった！やっと帰れる。

俺は戸締りをし、時計を見る。
げっ、0時越えてるやん。まじかぁ…

終電がないので歩いて帰る。
0時越えるのは残業がある日でもあまりないので歩いて帰るのは久々だ。

rb「あれ…？こんな所に神社なんてあったっけ？」

見たこともない神社がある。1回、2回歩いたことあるけどこんなのは見たことがない。
そして興味本意で神社に入る。そして階段を上る。

そこには不思議な雰囲気を漂わせている切符売り場があった。

rb「神社に切符売り場…？」

そして切符を1枚買ってみる。

すると煙がどこからかぶわっと飛び出してくる。何も見えない…

煙が退いてくると、目の前に水色がかった半透明の電車が現れる。
俺は不思議なことが起こりすぎてぽかんとしてしまう。

rb「なんや、…これ…」

すると電車のドアが開き、かわいらしいお化けのようなモノが俺に近づいてくる。

シャーラー「私の名はシャーラーと申します！お客さんの目的地は空の国でよろしいですか？」

空の国…？聞いたことがない。絵本の世界かなんかなんか…？
よく分からないのではい、と言った。

シャーラー「そうですか！分かりました！では切符を頂きますね！目的地に着くまで御ゆっくり。」

そう言われて電車の中に入る。すると１人の少女がいた。