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53話 ページ5
o｢隣で食べよ｣
手を引っ張られる
繋がれた手から彼の温もりを感じて、それに安心しきっている自分がいた
n｢ちょっと、あんた昼ごはん持ってきてないから俺の食べることになったんじゃないですか｣
と、二宮くんも智くんの隣に座った
o｢なんか久しぶりの翔くんだな〜最近話せてなかったからさ｣
s｢そ、そうだね｣
o｢んふふ｣
彼の笑顔を間近で見るのも久しぶりだった
遠くからしか見てなかったから
窓の方から昼休みで遊んでる人たちの声が聞こえてる。カーテンは閉まってるが窓が空いてるのだろうか、風が入ってきて気持ちいい
m｢じゃあ俺は翔さんの前に座りますね｣
s｢うん、いいよー松潤｣
と、松潤は座って弁当を食べ始めた
o｢...え？｣
m｢なに？大野さん｣
o｢翔くんいつのまにか松潤と仲よくなってる！いつからなの！？｣
m｢別にいいじゃん、俺が誰と仲良くしてようが｣
o｢翔くんに聞いてるの！｣
バッと俺の方を見る彼
その様子が必死で、いつも眠そうな目が開いちゃってるものだから、面白くて少し笑ってしまった
s｢松潤には、色々相談とか乗ってもらってるの｣
o｢相談...？｣
そうすると、彼は眉を少し下げて心配そうな顔になる。これ以上彼は聞いてこなかったけど納得していない様子だった
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作者名：NOAA | 作成日時：2017年10月29日 7時
