やっぱりキミは冷たいね 2 Yuri.C

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バタバタ









突然カレに手を引かれ、一緒に走る









『……はぁ……はぁ……』









自分の体なのに自分で動けなかった









……あんなこと初めて









『あ、あの！ありがとうございました！！』









手を引いてあの場から動かしてくれたカレに息を整えてから、お礼を言う









？｢いいってことよ！



それよりなんかあったの？｣









太陽のような笑顔で言ってのけた後、








子犬のような目で心配そうに見つめられる









身長は涼介とさほど変わらない









同級生かな？









？｢おーい、聞いてる？？｣





『あ、すみません……』









や、やばい、、久しぶりに人見知りが……









？｢あ！！俺の方こそ！！






俺、有岡大貴!!3年なんだ！｣







『え…3年生？』









てっきり同い年だと思ってた









なんか、申し訳ないこと思ったな









『あ、私は佐藤かれんです』









有岡先輩が私の手をとり"よろしくっ！！"って手をブンブンされた









……この人は、ほんとに私の１個年上、、？？泣

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