伍話 ページ7
「ただいまぁ」
現在時刻午後８時
特に誰もいない部屋の電気とエアコンをつけ、スーツに手をかけ着替える
そのついでにメイクも落とし、ホットココアを入れて一息つき、ソファに身を沈めた
「…さて。試してみるか」
あ、でもその前に
「王道の『水』と『風』の"個性"はやってみたいよね」
『水』と『風』を入手します！
_個性 として 『水』 を 手に入れ ます か ?_
YES or NO
※YES を 選んだ 場合 42000 鼓動 頂戴 致し ます。(所持鼓動 130307000 回
_個性『水』の 獲得 が 成功 しました_
残り 鼓動 は 130265000です
_個性 として 『風』 を 手に入れ ます か ?_
YES or NO
※YES を 選んだ 場合 42000 鼓動 頂戴 致し ます。(所持鼓動 130265000 回
_個性『風』の 獲得 が 成功 しました_
残り 鼓動 は 130223000 です
「よし、これで準備おっけー！」
まず、『水』から試してみようかな…
『水』だったら一番被害出なさそうだしね
「とりあえず、水を手のひらに浮かせるようなイメージで…」
手に全神経を送り込み頑張ってみるが、まぁそんな上手くいくはずもなく。
手には何も浮かんでいなかった
「どうすればできるんだ…？」
ヘルプを見ても特に何も書いてなかったし…
うーむ、と悩み始めて約30秒
再び目の前に文字が浮かんできた
_手に 入れた "個性" を 試す には 、 『消去』 で 『僕のヒーローアカデミア』 を 消去 して 下さい_
"個性" を 使う ためには 『僕のヒーローアカデミア』 の 世界 に 作り 替え なくては 世界 が 崩壊 して しまい ます
「…は？」
_早く 行って 下さい_
「や、やだよ！なんであの素晴らしい作品を消さなきゃいけない？！」
私は最近ハマったばっかりのにわかだけど、それでもあの漫画はとても素晴らしいものだ。
それに、まだ原作も終わっていないし…！！
_仕方 ありません。_
反論してやろうと考えていた時に、そんな文が浮かんできた。
正直ほっとした。が。
突きつけられたのは、残酷な命令
＿＿初めて神を恨んだ日＿＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：羅氷華 | 作成日時：2018年1月17日 21時
