【名探偵コナン】彼女で停止中【ゼロの執行人】

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英理「そうですか…えぇ…」

諦めずに代わりの弁護士を雇うため色んな人に電話をするものの断れる一方だった。
英里が横に首を振れば、そんな！と声を上げる蘭。

蘭「どうして誰も弁護してくれないの？」

コナン「大事件だから？」

アリス「それか小五郎のおじさんが有名人…だから？」

英里「えぇ、どの弁護も尻込みしちゃってねぇ…」

ドアの向こうからノック音が聞こえそれを妃さんが通す。
ドアから出てきたのは白鳥警部。

白鳥「ニュースになる前にお伝えするべきだと思いまして」

英理「なにか？」

白鳥「毛利さんが…


送検されます」

白鳥警部の一言に周りの空気は重くなる。

英理「送検に至る証拠があるんですか？」

白鳥「現場にあった毛利さんの指紋、パソコンにあった現場見取り図やサミットの予定表」

英理「送検するには充分ね…」

蘭はポロポロのひとつひとつ涙を流しなんでと言い顔を覆って泣き崩れる。私は蘭の泣き声を聞ことしか出来なかった。

蘭……

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