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私たちは日が暮れる前の快斗と私の下校中
「たっくよぉーなんだよ青子の野郎何がば快斗だ」
『そうさせたのは快斗のせいじゃん』
『ね、ねぇ…?快斗…?』
「あ?」
『えっと…』
『あのさ頭…ポンポン…?してくれない…かな?』
いやいや!別に変な気じゃない!好きかどうか試してもらうだけ!そう!!
『って、いや、別にいいんだけどさ…」
私は両手で私の顔を隠した
すると頭の上から重みを感じる
『へ…』
そして彼は私の耳で囁く
「カレカノ…みてぇだな」
私は顔がぶわっと熱くなり
その場から離れる
「あんだよーおめぇから頭ポンポンしてーって言ったくせによぉ。随分と甘えん坊じゃねぇか」
『うっ、うるさいなぁ!確かめたかったんだもん…』
「何をだよ」
『べ、別に!てかあそこに中森警部いるよ!?』
私が指した先には川の近くで休んでる中森警部の姿が
「元気ないですね。警部」
私たちは中森警部の近くに行き声をかけ私は快斗の後ろからひょこりと出てくる
「おー快斗くんとりあのくん」
「案の定キッドとジャックは予告状を送り付けて来た」
「あぁサブリナ皇国の宝物展ですよね?ニュースで見ました」
「今回の警備はサブリナ刑事が指導件を握っているんだよ。もしあのドロン刑事に出し抜かれでもしたらわしはキッドとジャックの捜査から外されるかもしれん…!」
「そーなんですか…」
『ふふっ…よっぽどキッドとジャックの事がお好きなんですね?』
「やめとけ」
とジト目で言う快斗
「やつの捜査から外れるくらいならわしは…わしは…!」
「しかし!どうしても読めんのだ!奴の行動奴の手口!全てだ!」
「警部…」
「あぁ…快斗くんこんな愚痴君に言っても関係のないことだったなぁ」
「そうだ!快斗くん!わしに手品でも見せてくれないか?」
「えっ、手品ですか?」
さっきまで座ってた快斗は立ち上がる
「あぁいつも聞かされてなぁ」
「タネも仕掛けもありません」
快斗は左手には何も持っていなかったのにトランプが現れる
そして左手でいくつかのトランプをだす
「あーら不思議」
そして右手にも同様トランプをだしいくつかのトランプが出てくる
「でも不思議じゃないんですよ。」
「さっぱりわからん…」
「こうやって左手に注意を惹き付けて…」
そして快斗は左手にもう一度3枚のトランプをだす
「実は右手に次の仕掛けを用意している」
そして右手にトランプを出す
「客に気づかれないように素早く」
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華(プロフ) - みうさん» うわァァァなんて嬉しいお言葉を!ありがとうございます!! (2021年3月2日 0時) (レス) id: 12db53baf5 (このIDを非表示/違反報告)
みう - えぇ、好き…(語彙力) (2021年2月28日 0時) (レス) id: cf55a6b94a (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - みゆうさん» 夢主ちゃんを可愛くするのに頑張りました!何卒よろしくお願い致します。 (2021年2月26日 22時) (レス) id: 12db53baf5 (このIDを非表示/違反報告)
みゆう - 夢主ちゃん可愛い…頑張ってください! (2021年2月25日 0時) (レス) id: bb084ba885 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華 | 作成日時:2021年2月24日 17時