1 キ ミ は 魔 法 使 い 。■黒羽快斗

魔法使い-27-。 ページ27

「んじゃあ、もうすぐ放課だし教室に戻るか」

「あー、うん、そうだね」

2人だけの空間がなくなると悲しくなるな

「なになに俺と2人で居たい？」

わざとらしく笑みを浮かべる快斗

あってるよ、もう少しわがままだけど

教室に帰ると快斗の彼女とラブラブしちゃうじゃん

仕方ないよ、カレカノだもん

私が我慢すればいいこと

なのになのに

「どうしてよ、、、」

頬が生ぬるい塩っぱい雫が落ちてくる

「え、りあのっ？」

「ごめん！2人でいたいわけないよな」

私が突然泣き出しのを焦る快斗

「ちがっ…」

ほらこうしてまた

貴方を困らせる


「快斗のゆう通りで、、快斗とずっと、、


傍に居たいのっ、、」

告白はまだ心の準備が出来てないから「好き」って言えないけど

すこしは気づいてくれてるかな


「快斗とこれからもずっと、、」

「りあの、、、？」

「大好きだから、幼なじみとして、、、」

恋愛感情でも大好きだから

快斗は「ふっ」と笑みを浮かべる零し

「俺も大好きだよ、
りあのが笑うところ食べるところ楽しく話すところ全部全部りあのがだーいすき」

「かいとっ、、、」

例えあなたが私のことを恋愛感情として見てくれなくても傍にいる価値はあるから

「ずっとこれからも幼なじみでいてください」

「もちろん」

あなたが大好きだから

キ ミ は 魔 法 使 い 。−幼馴染−

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