魔法使い。-12-。 ページ12
今日も快斗は友達に囲まれてお話中
でも
貴方は
「おはようりあの」
友達と話してる最中にも関わらず
「うん、おはよう」
ちゃんと私に挨拶してくれるんだ
本当に
貴方は
魔法使いだな
「そういえば実行委員は放課後居残りだってよ」
え
「えっと、そのつまり…」
「2人きりって事…？」
「らしいな」
2人きりなんて
心臓が持たないよ…
あっという間に放課後になってしまった…
聞こえるのはホチキスの音だけ
無言は気まずい
綺麗な顔だちしてるな…
本当に
私は
快斗のことが
「月が綺麗ですね」
「は？まだ月なんて出てねぇぞ？」
「あ、そっか…」
遠回しで「愛してます」って言ってるつもりなんだけどな
「鈍感ば快斗」
「はぁ？お前俺様をなめんなよ」
「ハイハイ」
この時間が
「まぁ、確かに月が綺麗ですね」
ほんとに貴方は
「へっ？！」
＊月が綺麗ですね＊愛しています＊
私の心を
「俺はりあのが…」
揺さぶるの？
「あ、快斗くん、居残りなんだ」
なんで
なんで
萌ちゃんが居るの…？
「あ、ごめん、言ってなかったけ？」
「もぉ！言ってないよ」
萌ちゃんの可愛さに
勝てるわけなんかないよ…
「もうすぐ終わるから待ってろって」
「はーい」
「いいよ、快斗先に帰って」
「いや、でもお前が」
「もうすぐ終わるから」
「じゃあ、お言葉に甘えてじゃあなりあの」
「うん、バイバイ」
行かないでほしい
自分から言ったのになーにが「行かないでほしい」よ
あぁー、
いつになったら諦められるかなこの時間恋
キ ミ は 魔 法 使 い 。−月−
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藍梨(プロフ) - コメント失礼します！この作品、とても面白いです！出来れば更新お願いします...失礼しました！ (2021年8月19日 7時) (
レス) id: 42bd1ecc91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - キッドが彼女ちゃんの恋はすぐ叶うて、もしかして、かいとは、続きが楽しみです (2021年1月5日 21時) (レス) id: de686f9f84 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - 彼女ちゃん気持ちがわかる、好きなのに、言えない、カイト彼女ちゃんとこれからどうなるの、続きが楽しみです (2020年9月28日 8時) (レス) id: de686f9f84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華 | 作成日時：2020年8月24日 17時
