先生、鈍すぎます。【JW赤×JW黄】

◎ずっと前から ページ14

淳side





淳「1年の頃からずぅーっと重岡先生しか目に入らんくて...自分でもおかしいって分かっとったんやけど、この気持ちがどうにも抑えられへんかったぁ...っ」









あぁ！止まれ！黙れ俺！重岡先生絶対引いとるから！！








重「...」


淳「...ってすいません、いきなりこんな事言うて...忘れてください」









重岡先生が俺の事引き剥がして、
あぁ、やっぱり引かれてもうたか...なんて考えていたら

急に重岡先生の方へ引き寄せられ




唇に柔らかいものが優しく触れた









淳「...んぅ？！」









いまおれ、重岡先生にき、キスされてる。


ち、近いっ...!





唇が離れ、重岡先生が話し始めた









重「あんなっ！俺だってずっと同じ事考えとったわっ！」


淳「え？」









今の一瞬で起きた事が多すぎて中間淳太キャパオーバーです。









重「俺だって、お前に近づくだけでもう心臓ドッキドキやねん！！

ほら触ってみいや！」









手を引かれて重岡先生の胸に当てる

確かに重岡先生に言われた通りドッキドキっていうかバックバクしとる


ほんとに俺に惚れてくれとんのや...









重「告白しといて、相手の返事も聞かへんのはアカンでっ」









重岡先生に一気にガアアアアっと言われたから何が何だか分からへんかったけど...

聞いてる限りでは...









淳「OK...って事ですか...？」


重「...おん。」









さっき止んだはずの涙がまた溢れ出した









重「ちょっ、なんで泣くん〜！」


淳「やってぇ〜...っ」


重「泣き止んでや？」









ちゅっ、とまた俺にキスを落とした重岡先生。









重「あ、泣き止んだ。」


淳「〜っ...ばかっ！」









なんかイケメンすぎてムカついたから1発叩いたった。









重「んあ！彼氏に手を上げるとは何事や！」


淳「え、俺彼女側なん？」


重「当たり前やろ♡」









こないうるさい彼氏ですが一応教師です。

これからの学校生活は大変になりそうです。

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