After story1 ※微裏 ページ38
赤side
「シゲ、今年は誕生日何が欲しい？」
「おまかせ。」
「えー、それが一番困んねんけど。」
「じゃ、神ちゃんのセンスで。」
「それ、おんなじや。」
声を出して笑い合う。
気持ちが通じてから、昔と変わらん、笑いの絶えない二人の時間。
少しずつ、恋人になれたんやって実感してる。
「懐かし！このやりとり。覚えてるもんやな。」
「ほんま、期待通り返ってきて、なんか落ち着く。」
「で、ほんまは？」
「今年はもう決めとんねん。」
「初めてのパターンやん。何？」
「神ちゃん。」
「……っ」
「俺、神ちゃんがほしい。神ちゃんの全部、俺にちょうだい。」
視線がぶつかると、はにかんだように笑った。
その顔が色っぽくて、目が離せなくなる。
「…ええよ。全部あげる。」
吸い寄せられるようにその唇にふれる。
何度も何度も。
どんどん深くなっていく、甘いキスに、どろどろに溶かされてしまいそう、
「シゲ…今日、誕生日ちゃう…」
「ごめん、待てへん。誕プレ、前借りさして、」
抱きかかえると、白い腕が首に巻き付いた。
柔らかい髪が、首をくすぐる。
寝室のベッドは、窓から刺す朝日に照らされていて。
横たえた白い肌が透けて、シーツによく映える。
神ちゃんに覆いかぶさると、顔を背けて枕に埋める。そのせいで露わになったその白い首筋に、わざといやらしく音を立ててキスを落とした。
その度にビクリと反応するのがかわいくて、もっと意地悪したなって。
口で口を塞いだまま、シャツの裾から指を這わせる。
「んっ…」
唇を塞がれてくぐもる声。
甘い吐息が振動とともに伝わって、心も体も刺激されっぱなし。
おへその横にあるホクロをなぞりながら、シャツを首まで捲り上げる。
「ちょっ…シゲ…カーテン…」
息も絶え絶え、抗議の声を上げた神ちゃん。
シャツ、下ろそうとしてるけど、そんなんさせへんし。
「全部くれるんやろ。神ちゃんの全部、見してや。」
「じゃ、シゲも…脱いで。」
そんなんあかんて。
そんなん言われて、耐えられる男おる？
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7129(プロフ) - ゆいさん» メッセージ、ありがとうございます！青桃描くの初めてなので、ゆいさんのお好みに合うか心配ですが…青くんのかっこよさが伝わればいいなぁ〜と祈ってます！！明日、緑くんの過去も、1の方に投稿するので、お好きなら覗いてやってください♪ (2022年5月1日 20時) (
レス) id: f02b13cfb6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 私も実は青桃密かに楽しみにしていたので、めちゃめちゃ嬉しいです！！💕青さん、もう既にいい男…桃ちゃんを幸せにしてあげてほしいです😭更新楽しみにしています。 (2022年5月1日 15時) (レス) @page40 id: 127582e3c7 (このIDを非表示/違反報告)
7129(プロフ) - カドケシさん» コメントありがとうございます！！キュンキュンしてくださって嬉しいです♪青桃もちゃんとストーリーはあるのですが、私にとって青桃って一番書くのが難しく、うまくまとまってません…せっかくコメントいただいたので、がんばって形にしてみます！！ (2022年5月1日 6時) (レス) id: f02b13cfb6 (このIDを非表示/違反報告)
7129(プロフ) - みさきさん» 投票済なのに星押してくださるなんて嬉しすぎます！！ありがとうございます♪私の脳内はもちろん赤緑のほんわかと、7人のわちゃわちゃで占められてます！緑くんの過去パート、がんばって書いてみます！書けたら投稿するので、また読んでいただけたら嬉しいです！ (2022年5月1日 6時) (レス) id: f02b13cfb6 (このIDを非表示/違反報告)
カドケシ(プロフ) - すっごく楽しくてキュンキュンするお話ありがとうございます！質問なのですが、このお話の青桃の様子を書くご予定はありますか？できれば読んでみたいです！よろしくお願いします。 (2022年5月1日 0時) (レス) @page39 id: 05636aee53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：7129
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=7129
作成日時：2022年4月16日 18時
