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「番の印、噛んだらどうなるか知ってる？」
「そんなん、都市伝説やろ」
「試してみる？それでコーシローの身体が開いたら、俺ら、運命やって証拠やん」
襟足を片手で掻き分けると、噛み跡にキスをして、歯を立てる。
「いくで」
息がかかって、ゾクゾクする。
ほんの一瞬の甘噛み。
それなのに。
「っ、」
「あ…んぅ、か、が…」
お腹の奥がズクズクと疼いて、まるで火賀を誘き寄せるための甘い蜜のように、身体から何かが溢れ出すのがわかった。
「これ…や、」
「フェロモン、よな？」
「ん…やばい」
もう強がる必要はなかった。
加賀の気持ち、わかったから。
加賀の魂が俺を求めてるのがわかったから。
「オメガになったん、いや、や、なかっ、た、」
「火賀に、ふれられるなら、オメガも、わるない、て、けど、」
「火賀を、しばりたく、なかった、」
「同情、で、いっしょに、おってくれて、も、むなしい、から、」
「好き、やから、しあわせに、なって、ほしかっ、た、」
堪えてた気持ち、火賀への思い、火賀のキスで蓋が開いたかのように口にできて。
そしたら、際限なく溢れてくる、火賀を求める気持ち。
「コーシローとやから幸せになれんねん…なぁ、コーシローも、そうやろ？」
優しく笑ったかと思うと、頸の跡を撫でる。
「…んっ、はぁ…」
「コーシロー、愛してる」
俺のこと、優しくベッドに横たえて、見下ろす瞳。優しくふれるのに、その目には、俺を求める激しさが見え隠れしてて…
「火賀…おれ、しあわせ…」
「俺も」
火賀の顔が近づいてきて、そのまま2人でベッドに沈んでいった。
小さな窓から差す西陽が、加賀の顔を紅く照らしていた。
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7129(プロフ) - foolさん» 緑くんはどんなにかわいくても漢なんです🥹ああ、ほんとに赤緑BLきませんかね😭いつもfoolさんのコメントでめちゃくちゃ元気もらいます🔥 (12月1日 20時) (
レス) id: f02b13cfb6 (このIDを非表示/違反報告)
fool(プロフ) - 終わってしまった…。寂しいけど、リアルの二人も幸せになって満足💕ドラマのセリフとは違うリアル感が最高でした〜💖 (12月1日 20時) (レス) @page41 id: 5c064e1f18 (このIDを非表示/違反報告)
7129(プロフ) - はみちゃんさん» はみちゃんコメント嬉しい🥺だいじょぶかしら？転じすぎてわかりにくいやろうけど、二人のBL共演という夢のような世界、がんばって描きます🔥ちゅーぶの前の楽しみになれるようにがんばる💪 (9月21日 21時) (レス) id: f02b13cfb6 (このIDを非表示/違反報告)
7129(プロフ) - foolさん» えぇ！いりますいります！foolさんのお話はあの流れるfool時間に浸ってたいんです🔥私は丁寧に描けないので、バッサリ気付けば時間が経ってます笑 ないものねだり、だからこそfoolさんの作品が好きなんですね🥺 (9月21日 21時) (レス) id: f02b13cfb6 (このIDを非表示/違反報告)
はみちゃん(プロフ) - とっても続きが気になりますーー木曜日の楽しみが増えすぎますね。更新楽しみにしてます！ (9月21日 19時) (レス) id: 953c15c47b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：7129
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=7129
作成日時：2023年9月14日 18時
