東雲色の恋 ページ36
18時と同時にグラスを合わせる。
同期の神ちゃんと呑むのは、決まって土曜日。
たまたま新入社員の時、歓迎会で隣になった神ちゃん。
趣味も見た目の雰囲気も全然ちゃうのに、なんなら最初しゃべれるか心配やったくらいなのに。
めちゃくちゃ気が合って、居心地がよくて。
金曜日の歓迎会で意気投合した翌日の土曜日、
「二人で呑もうや！」
って大衆居酒屋で待ち合わせて飲んで、
そのまま神ちゃん家に雪崩れ込んでそのまま日曜日を一緒に過ごした。
あまりの居心地の良さにそんな生活を2年も続けていたら、そら彼女なんてできないわけで。
「男友達、最高！」
モテない大学生然り、
毎週、幸せな週末を過ごしている。
「今日、呑みすぎちゃう？」
若干ふらつく神ちゃんを支えるように、並んで店の外に出る。
店内の熱気から一転、まだ夜には冷たい風が肌を刺す。
「へ？いつも通りやろ」
「そうやっけ？？」
ハイボール一杯多かったの、見逃してへんで？
けど、神ちゃんがそう言うなら、それが真実。
俺は、神ちゃんに甘いし弱い。
酔っ払いの戯言は風に流されて、また少しの沈黙。
沈黙も心地いい空気みたいな俺らの関係。
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7129(プロフ) - ななはちさん» 私も見た！映画化したよね笑 緑ちゃんがかわいいのよ、すぐいじめちゃう🥹この二人は出会いから全部映画化したよー❤️💚 (2023年4月29日 7時) (
レス) id: f02b13cfb6 (このIDを非表示/違反報告)
ななはち(プロフ) - 毎日ボックス席に座る緑ちゃん健気でかわいい…🥹泣きそうななにか言いたそうな目で雑踏の中見つめてくる緑ちゃんと、それを分かりながらも避けてしまう赤くんはもう映画の映像で見たいやつ、てか見た (2023年4月28日 22時) (レス) @page20 id: ef79629cea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：7129
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=7129
作成日時：2023年4月17日 20時
