何故か世界一の名探偵に溺愛されてるんですが

うちの会社って訴えられます？ ページ5

乱｢ねーねーAー｣

『…』

後ろについてる妖怪を無視して私はパソコンをうち続ける

乱｢無視しないでよー！Aー今日も可愛いね｣

『……』

乱｢好きだよ｣

妖怪は無視しないと…反応したら調子に乗る

『……』

乱｢あ、そこ打ち間違ってるよ｣

乱歩さんの指の先を見る…ほんとだ

『乱歩さん、仕事をしてください』

乱｢僕はAを愛でるって仕事で忙しいのー｣

『はぁ…』

名探偵なのにどうしてこうもおかしいんだろう

バカと天才紙一重ってやつ？

乱｢あー可愛い…ため息すら可愛い！｣

乱｢Aってばなんでそんなに可愛いわけ？天使？天使以外の何者でもないよね、あーなんだけ月に帰るやつかぐや姫だっけ？それみたい。まぁ、月なんかに帰ろうとしたら僕は絶対止めるけど｣

『乱歩さんがそんなifの話をするなんて意外ですね』

乱｢いないや、全くifじゃないよ、むしろこんな可愛いAが天使じゃないって方がifみたい！いや、天使じゃなくて女神？女神って恋するの？｣

『少なくとも乱歩さんにはしませんね』

乱｢えーじゃあAの好きなタイプは？｣

『常識があり大人っぽくしっかりしていてクールな男性がタイプです』

探｢(乱歩さんにひとつも当てはまらない……)｣

乱｢僕じゃん！｣

『どこがですか』

"あえて真逆を言った"のに僕じゃんってそろそろ頭湧いてると思う

乱｢だってさ考えてみてよ。僕って頭いいし、なんならそこらの男よりかっこいいと思うし、他の男に負けない自信ある｣

『そういうところ相変わらずですね』

乱｢Aがでれた！？｣

『褒めてないです』

乱歩さんの思考回路はどうなっているんだ…

乱｢はぁ…この柔らかさといいこの白い肌…そしてこのちょうどいい細さ…ちょっと軽くて心配になるけど…このスタイル…やっぱりお前可愛すぎる！｣

『……』

乱｢ん？人がセクハラしてるみたいな顔してどうしたの？｣

『実際してるんですよ、殴りますよ』

乱｢照れ隠しも可愛いなぁ｣

『照れ隠しじゃないです！』

私はそう言って席を立つ

乱｢あれ？Aどこ行くの？｣

『休憩入ります』

乱｢なら、僕も…『着いてきたら一生口聞きませんから』え｣

そう言って私は出ていく

乱｢あぁ！！可愛いすぎる！｣

〜〜〜
作者の余談

乱歩さんってなんかお前呼びのイメージあるんですけど1回もお前って呼んだことないんですよね実は…本当は君呼びなんですよ…

でも、私は乱歩さんのお前呼びが好きなのでお前って言わせます()

2択が合わない人は嫌です→←犬としか見てないです

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