フル無視が1番いいんです ページ3
『仕事の邪魔です』
乱「うんうん、僕も大好きだよ」
太「おやおや、今日も仲良いね」
私にくっついてる乱歩さんを見て太宰さんはからかってくる
『はぁ…そんなに言うならこれあげますよ』
太「私が誰かのものになっちゃうと世の中の女性が悲しんじゃうから」
乱「これって…!僕モノ扱いなの?!それと僕は男と馴れ合う趣味はない!」
「私もないですよ」なんて笑う太宰さん、騒がしい…早くこの人を回収して欲しい…私の先輩にはろくな人がいない
乱「ねーAーデートしようよー」
『あ、国木田さん、そっちの資料を取って頂けますか?』
国「あぁ」
乱「どこに行きたい?お前が行きたい場所はどこでも連れてくよ!」
『谷崎くん、この資料を事務員のモブ山さんに』
谷「はい!」
乱「水族館とかどう?僕は遊園地の方が好きだけど動くの嫌いでしょ?」
『そーだ、なおみちゃん。美味しいパンケーキ屋さんを見つけたんだよね、お友達と行ってみると良いよ』
な「まぁ!Aさんが紹介するお店いつも美味しくて雰囲気も良くて楽しみですの!」
乱「あぁ、スイーツも良いね。僕のおすすめお店に連れてってあげる。勿論Aだけの特権だよ」
『そう言えば鏡花ちゃん、この前言ってた映画見てみたけど凄く面白かったよ』
鏡「うん…Aなら気に入ると思った」
乱「映画も良いね、でも僕途中で飽きるんだよ、あ!そしたらAが話し合い手になってよ!」
『そういえば太宰さん、最近トマトを育ててるんですが何かアドバイスありますか?』
乱「あ!それなら…『太宰さん、どう思います?』…」
太「…うーん…そうだねぇ…トマトは水分の量を減らして極限状態まで追い込ませると甘く育つと言うよ」
『なるほど…あ、外回り行ってきます』
乱「あ、なら、僕も!帰りに駄菓子買っていこ!」
『あーもう!うるさいなぁ!乱歩さん鬱陶しい!ついてこないで!』
私はドアまで追いかけてくる乱歩さんを睨んで思いっきりドアを閉めた
乱「……」
今の行動を見ていた国木田はすかさず乱歩に声をかけた
国「あの…大丈夫ですか?」
放心状態と言うのか…口を開かない
スーっと息を飲む音が聞こえた
乱「なにあれ!可愛すぎるんだけど!あんな態度向けるの僕ぐらいだし!むしろ心を開いてるってきづいてないのか?!何それ!可愛い!僕だけ特別扱いしてるとかどれだけ僕を夢中にさせる気なんだろ!帰りは馬車を用意して待ってたらいいかな?!」
大丈夫じゃなかった
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ランポッポの眼鏡になりたい - いいお話でしたぁあぁ 完結しちゃうなんてぇぇぇええ(;ώ;) でも完結おめでとうございます(;ώ; (2023年1月15日 21時) (レス) @page49 id: b523133505 (このIDを非表示/違反報告)
ミミッキュ - 大好きですありがとうございます‼ (2023年1月7日 17時) (レス) @page50 id: 763a55f7bf (このIDを非表示/違反報告)
藍素(プロフ) - 完結おめでとうございます!(*^▽^)/★*☆♪ (2022年12月10日 22時) (レス) @page50 id: 81a29d8f69 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 完結おめでとうございます!! (2022年12月9日 18時) (レス) id: b0ccef1124 (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - もういつも更新をワクワクしながら待ってます!スゴイ楽しみすぎて!!更新頑張ってくださいね! (2022年11月18日 22時) (レス) @page27 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こみゅな | 作成日時:2022年11月9日 12時