何故か世界一の名探偵に溺愛されてるんですが

ホストクラブか何かですか ページ8

依頼をしに来たら何故か告白をされた

そしてちょうど2人しかいなかった武装探偵社の方は次々と戻ってきた

ソファーに座り依頼内容を話そうとするが乱歩さんと言う方はピッタリと私にくっついて隣に座っている

まるでホスト…いや、ホストに行ったことはないんだけど…

目の前に座っている国木田さんは少し困惑した表情を見せている

大丈夫です。私もかなり困惑しています

そして身体中に包帯を巻かれた男性は｢珍しいこともあるんだね｣と呑気に笑っている

そして蝶々の髪飾りをつけた綺麗な女性は凄く驚いていた

国｢改めて、武装探偵社の国木田と申します｣

『Aです。実は…乱｢下の名前は？｣え？』

乱｢ねー下の名前！あるでしょう？｣

『えっと…Aです』

乱｢名前すら可愛い！Aって凄く可愛いよ！｣

太｢うふふ｣

国｢おい、太宰、笑ってないでどうにかしろ…もしかしら新手の異能力者かもしれん…乱歩さんが壊れた｣

太｢どうにかって言われてもね…これは異能じゃないし正真正銘乱歩さんが恋をしているのだよ。見たところによると一目惚れってやつかい？｣

太｢それに人は恋をすると誰しもこうなるものだよ｣

国｢なに？！ほんとか？！｣

太｢ほら、メモメモ………嘘だけど｣

国｢だざぁい！！｣

国木田さんに投げ飛ばされる包帯の男…太宰さん…そして隣でぶつぶつと呟いてる乱歩さん

与｢悪いねェ…探偵社じゃあ日常茶飯事なんだよ｣

『これがですか…？』

与｢まとまらなく脱線するなんてことよくあるのさ｣

ここに依頼して大丈夫だろうか…

実績がすごいと聞いたから来てみたものの…凄く不安だ

国｢ん゛っん゛失礼。それで今回は…｣

『実は人探しを依頼したいんです』

乱｢え！？まさか彼氏とか言わないよね！？てか、君彼氏居るの？！いや、いたら僕が困る！｣

『居ません。それで…その人と言うのは…私の両親を探して欲しいんです』

乱｢なるほど…この名探偵がすぐに解決してあげる！僕は名探偵だから！僕は名探偵なんだよ！｣

名探偵を主張してくる乱歩さん…国木田さんが何かを言いたそうにしてるので喋らせてあげてください

乱｢でも、困った…天界もとなると範囲が広い…流石に僕でも天界にはいけない｣

『はい？』

乱｢だって君の実家は天界じゃん。もう、君という存在が天女で空から降ってきたように可愛いんだよ！むしろ天使の生まれ変わり？！｣

なるほど…乱歩さんはかなりの先輩で周りは口出し出来ないんだ

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