とっても ページ9
コ「ねぇねぇ、Aさんは安室さんとどんな関係なの?」
『彼の探偵のアシスタントだよ』
そう言うとコナンくんは目を見開いた
コ「じゃあ、あの時急いでたのも安室さんとの仕事のため?」
『あの時は探偵の仕事じゃなくって本業に方。流石に探偵だけじゃ食べていけないからね、アルバイトみたいなものだよ』
コ「そ、そうだったんだ…Aさんはさ…安室さんの事好きなの?」
『!!…どうしてそう思ったの?』
そんな質問に焦りを見せながらも私はポーカーフェイスを保つ
コ「だって、安室さんの事を愛おしそうに見つめては微笑んでるんだもん」
『コナンくん本当に小学生?洞察力すごいね』
コ「あはは…推理小説とか好きだからなぁ…ははっ…それで、どうなの?安室さんの事」
『……好きよ。とっても』
最初は返答に迷ったが私はそう答えた。私が好きなのは降谷さんであって安室透ではない。でも安室透は紛れもない降谷零なんだって…
まぁ、難しい話はあんまり得意じゃないんだけど…私はサイコロの1の目だけじゃなくってサイコロごと好きって事
コ「へー…安室さんの職業って知ってるの?」
この子は…本当に小学生には見えないなぁ…
『ん?ここのバイトと私立探偵じゃないの?』
コ「っ…!だめだ!あの人は…安室さんは危険だ!危険な人なんだ…だから…もしかしたらAさんの身が危ないかもしれない」
あぁー…本当にこの子は何を知って…
『ふふっ。大丈夫だよ。心配してくれてありがとう。でも、コナンくんは私が危険だとは思わないの?』
コ「うん、だってAさん犯人を追い詰める時悲しそうな表情してたもん。」
コ「たとえ安室さんのアシスタントが嘘だとしてもそんなAさんが悪い事するはずないでしょ?きっとこれが素なんだなって、まぁ、嘘ついてる理由は知らないけど!」
あはは…この子すごい洞察力…
まぁ、でも確かに…この子に演技をしようとは思わない…私の立場上公安警察って事は明るみには出来ないけど…
だから、トリプルフェイスを使い分けてる降谷さんはほんとに尊敬でしかない
まぁ、絶対本人には言わないけど
コ「…さん…ねぇさん…Aさん!」
コナンくんの声にハッとする
『あぁ…ごめんね。ちょっと考え事してた』
これは私の悪い癖だ…ひとつのことに集中したら周りが見えなくなるの…降谷さんにもいつも怒られてるのに…
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みゆき(プロフ) - ぷぅさん» あ、ほんとですね…すみません!直しておきます! (2021年6月24日 16時) (レス) id: 6c98bfaccc (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - ヒロインちゃんが風見さんに助けてを求めてる場面ですが、風見さんの下の名前は拓也じゃなくて裕也ですよ(´∀`) (2021年6月24日 2時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こみゅな | 作成日時:2021年6月15日 23時