降谷零として ページ38
『すみません！遅れました！！』
朝で明るいから周りがよく見えるせいで巻くのに時間がかかり、ただいまの時刻8時半…
風｢何度も連絡しただろ｣
『すみません…急いでて…』
降谷さんは…居ない…降谷さんの代わりに裕也さんがぷりぷりと怒っていた
もう、ほんとに申し訳ない…
降｢あ…やっと来たか…遅刻だぞ｣
『すみません…』
降｢理由は？君が遅刻するなんて珍しいだろ｣
緊張が高まる…なんせ降谷さんに嘘をつくのだから…
『えっと…寝坊をしてしまって…すみません…』
降｢嘘だな｣
『は？！嘘じゃないです！ほんとに寝坊しちゃって』
バレた…なんで？超人かよ…超人だったわ
降｢君は僕に嘘をつく時必ず耳を触るんだ｣
うわぁー都合のいい設定だ()
『あー…テレビを見てて…降｢嘘｣…本を読んでたら…降｢嘘だな｣……』
降｢はぁー…そろそろ正直に答えろ…それともなにか言えない事情でもあるのか？｣
なんでだよ…耳を触らないようにしたでしょ…
『えっと…ほんとに遅刻してしまった事はすみません…ただ、私事なので…』
降｢はぁー…風見、Aと少し話してくる。僕当ての資料はディスクの上に置いといてくれ｣
そう言って連れてこられたのは会議室で私の目の前にココアを置く
降｢それで？君が遅刻した理由は？あそこじゃ言いづらい内容なのか？｣
ちげぇよ…貴方に1番言えないんだよ…降谷さんに言いづらいですよ…このバカ…
『……』
降｢はぁー…黙りか…｣
『…ですから、遅刻しただけです』
降｢まだ、言ってるのか｣
呆れたようにため息をつく降谷さん…だって…降谷さんってなんだかんだ言って部下思いだし…負担はかけさせたくないし…
降｢これは上司としてじゃなく…降谷零として聞いてるんだ｣
『は？』
降｢上司としては遅刻で次は気おつけろうとなるが…明らかに嘘をついてるから聞いてるんだ…降谷零…一人の男として｣
『………』
どうしよう…こんなに向き合ってくれてるのに…私は何も言えないまま…だって…降谷さんに迷惑はかけたくない
降｢はぁー…お前が考えてる事は大体はわかる…このまま話さずにずっと黙ってる方が困るし…君が悩んでる事は僕も力を貸したい｣
『…怒りませんか？』
降｢あぁ…もちろんだ｣
『…実は…ストーカーが居て…巻いてたら時間がすぎてしまって…』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 172人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゆき(プロフ) - ぷぅさん» あ、ほんとですね…すみません！直しておきます！ (2021年6月24日 16時) (
レス) id: 6c98bfaccc (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - ヒロインちゃんが風見さんに助けてを求めてる場面ですが、風見さんの下の名前は拓也じゃなくて裕也ですよ(´∀｀) (2021年6月24日 2時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こみゅな | 作成日時：2021年6月15日 23時
