お約束 ページ25
降谷side
沖「くれぐれも送り狼にならないように」
眠そうになってるAを俺に渡して扉を閉めた
くそ…赤井!誰がなるか…!
貴「降谷さーん…?えへへ…降谷さーん」
『なんだ…』
ほんのり顔を赤くして目がトロンってなってる…くそ…耐えろ…
貴「んふふ…呼んだだけです」
『んぐっ…はぁー…とにかく帰るぞ』
車の助手席にAを乗せ車を走らせる
『お前の家は…ここを右だったよな…』
貴「えぇ!降谷さんのお家じゃないんですか?!久しぶりに行きたいでーす!」
『!?!!?!?』
誘われてんのかと思った…
『いや…君ね…悪酔いにも…ダメじゃないか…』
貴「えぇ…ダメなんですか…?」
『いや…構わない…』
無理だ…あんな顔をしたAにダメだなんて言えるわけがない
貴「やったぁー!あ、降谷さーん、お酒買っていきましょー!」
『ダメだ、だいたい君はいつも飲みすぎなんだ、Aお酒は弱くはないのにペース配分がへたなんだ』
貴「あ、こんなかなんか入ってるー?開けていいですかー?」
車のグローブボックスを指しながら言うAに俺は頷く
話が飛びすぎだがまぁ…いいか
『構わないが…面白いものなんて入ってないぞ』
貴「オー…プン!」
容赦ないな…w
貴「うわ…ほんとになんも入ってない…車検証だけって…つまんなぁーい!」
車が壊れる度に中にものを入れてたら大変だからな…
『ほら、着いたぞ』
貴「久しぶりだぁ…降谷さんのお家…」
僕の後ろから嬉しそうな声をだすA
うん、もう言ってしまおう…可愛すぎる
貴「お邪魔しまーす」
『少し散らかってるが…』
こうなるならもう少し片付けてくれば良かったな…
貴「あぁ〜!ハロくぅん!久しぶりだねぇ…んふふ、会いたかったよぉー!」
部屋に入るなりハロと戯れるA…
くっ…よく女子高生が言ってる尊いってこれか…だが、少しハロに負けた気分だ…
『ほら、水…飲んどけ』
貴「降谷さんに問題でーす!酔っぱらいはだーれだ!」
『Aだな』
貴「ぶっぶー違いまーす」
『どこが違うんだ、今だって僕に介護されてるじゃないか』
貴「むぅ…それは降谷さんが私の事が好きだからです」
『…そうだな。大好きだな』
『誰かに襲われるくらいなら俺が持ち帰るな』
貴「んふふ…流石私!私に解けない謎はない!」
貴「…私も降谷さんの事……」
『っ…A…?』
貴「………」
ああ゛お約束ですよねー…
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みゆき(プロフ) - ぷぅさん» あ、ほんとですね…すみません!直しておきます! (2021年6月24日 16時) (レス) id: 6c98bfaccc (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - ヒロインちゃんが風見さんに助けてを求めてる場面ですが、風見さんの下の名前は拓也じゃなくて裕也ですよ(´∀`) (2021年6月24日 2時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こみゅな | 作成日時:2021年6月15日 23時