バハマ ページ22
秀一と飲む為のお酒をスーパーで選ぶ
『……スコッチとバーボンかぁ…』
景光先輩…私があの時無理にでも止めてれば…
〜〜〜〜
『待ってください！景光先輩！』
景｢あぁ…Aちゃん｣
外に出ようとする景光先輩を私は呼び止めた
『行かないでください…行ったらダメです…』
景｢Aちゃんに呼び止められるなんて…誤算だったな…｣
頭を掻きながら苦笑いをする景光先輩に私は涙が出てくる
景｢え…泣いてる？！いや…ごめん…｣
『違うんです…景光先輩は行く意味がわかってるんですか？』
景｢…うん。わかってるよ｣
『ならなんで！！』
ぎゅっと景光先輩の服を掴みながら私は叫ぶ
景｢…組織は必ず俺を追いかける…今逃げたらゼロが…Aちゃんが…公安の仲間が危なくなるんだ｣
『そんなの…！私たち公安は景光先輩1人を守ることぐらい出来ます！だから…だからもう…お願いですから…行かないでください』
『行かないで…』
そう呟いた私の頭には景光先輩の大きくて優しい手が被せられた
景｢Aちゃん…ごめんね…俺は俺のやるべき事をやるんだ…｣
『だからって…自分の命を犠牲にするなんておかしいです！降谷さんだって納得しませんよ！』
景｢命を懸けて守らなければならないものがある…｣
よく聞いていた馴染みのある言葉に私は顔をあげた
『それって…』
景｢よくゼロが言ってる言葉…俺もそうだ…だから…ごめん。Aちゃんの頼みは聞けない｣
『…わかりました…でも！生きて帰ってきてください！』
『…降谷さんを悲しませないでください…これ以上大切な人を奪わないでください…』
景｢そんな無茶だよ…｣
苦笑いの景光先輩に私は無理やり笑顔を作った
『景光先輩ってほんと真面目ですよね…そこは嘘でも生きて帰ってくるって言ってくださいよ…』
景｢嘘つきなんて言われたくないからなー…ねぇ、Aちゃん…ゼロの事よろしくな｣
『はい…』
秀｢…さん…て…か？A…ん…Aさん！｣
『え？！あ、はい！秀…沖矢さん…！』
秀一ので声に現実に引き戻され私は慌てて顔を見る
秀｢ちゃんとAさんに言われた通りお酒も用意しときましたよ｣
うわー…上司といい秀一といい敬語なれない…
『ほんとですか！私も買っていくので待ってください！』
何本か適当に選んだお酒とバハマを持ってレジに向かう
バハマの酒言葉は……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 172人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゆき(プロフ) - ぷぅさん» あ、ほんとですね…すみません！直しておきます！ (2021年6月24日 16時) (
レス) id: 6c98bfaccc (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - ヒロインちゃんが風見さんに助けてを求めてる場面ですが、風見さんの下の名前は拓也じゃなくて裕也ですよ(´∀｀) (2021年6月24日 2時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こみゅな | 作成日時：2021年6月15日 23時
