学校首席さん？ ページ2
ドタバタと走る2人の足音が社内に響く
降｢おい！走るな！！｣
『降谷さんだって走ってるじゃないですか！』
どこかで｢またやってる…｣って声が聞こえてるけど気にしない
降｢捕まえた…｣
『はぁはぁ…早すぎ。そんなんだからゴリラって言われるんですよ』
降｢今はそんな事どうでもいい。なんだこれは？｣
ピラピラと紙を見せながら降谷さんに私は言う
『何って見ればわかるじゃないですか！芸術です！！』
降谷さんの落書きをした写真を置いとけばこうして追いかけてきた…もちろん盗撮写真
そうして私達は騒いでいると裕也さんが来る
『裕也さん！助けてください！このゴリラがセクハラするんです』
降｢おい！｣
風｢A…またか…｣
降谷さんから逃げ裕也さんの後ろに隠れると呆れたようにため息をついた
降｢だいたい、いつもこんなことをして飽きないのか｣
『降谷さんだっていつも車壊して飽きないんですかーいつも私達が後処理してるんですけど』
べーと舌を出すと降谷さんはうぐっ…と言葉を詰まらせていた
風｢あの…そろそろ仕事を…｣
降｢そうだな。資料も溜まってる。お前と遊んでる暇はない｣
うっわ…くそむかつく
『はいはい、すみませんでしたー』
風｢例の組織についてなんですが…｣
『あれですよね？何でも屋の…』
降｢あぁ…死体処理に密売。暗殺に爆発。なんでもやる奴らだ｣
風｢はい、実は公安が動いてるのがバレてるみたいなんです｣
『あれ？そしたら逃げるとかするんじゃ…』
風｢我々を誘き出すつもりかもしれないな…｣
裕也さんは眼鏡をクイッとしながら話す
これ結構好きなんだよね
『でしたら、こちらからもさらに仕掛けましょう！』
降｢それが出来ないから今悩んでるんだろ！｣
『ですから私が囮になれば問題ないですよね？』
降｢お前はまた考えもせずすぐ突っ走る！｣
『考えたうえで言ってるんです！』
私が囮になり降谷さん達が裏から入れば多少目を引ける
降『その考えがバカなんだ！』
『はぁ！バカじゃないです！』
『高校時代は一応学年首席なんですけど』
降｢僕は高校も警察学校時代も学校首席だった｣
うわっ。すっげぇムカつく…だいたい、私達の代だけ降谷さん達がやんちゃしすぎてすっごく厳しくなったんですけで
まぁ私もやんちゃしてましたけど…
『それ以外何か策はあるんですか？学校首席さん？』
降｢いちいちムカつくやつだな…！｣
『私は作戦あるだけましです！』
ふんっと降谷さんから顔を背け机に戻った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 172人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゆき(プロフ) - ぷぅさん» あ、ほんとですね…すみません！直しておきます！ (2021年6月24日 16時) (
レス) id: 6c98bfaccc (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - ヒロインちゃんが風見さんに助けてを求めてる場面ですが、風見さんの下の名前は拓也じゃなくて裕也ですよ(´∀｀) (2021年6月24日 2時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こみゅな | 作成日時：2021年6月15日 23時
