嫌いじゃない ページ45
あの後みんなでご飯を食べ色んなことを話した
そして時間はあっという間に過ぎみんなは寝静まってる
私はあの時と同様に月を見てた
宇「よお…この前もちょうど満月だったな。寝れねぇのか?」
そうして私の隣に座る
『うんん。ただ満月を見たかっただけ。宇随さんは?』
宇「俺はお前に会いに。つか、タコって呼ばなくなったな」
『は?呼んで欲しいの?タコって呼ばれたいなら喜んで呼ぶけど』
宇「いや、もう十分だわw」
『それとさりげなく隣に座るな。吐き気がしてくる』
宇「おい、さっきと態度変わりすぎだろ!さっきはもっと可愛かっただろ!」
『生憎、可愛さは求めてないんで』
そして目を見合わせ笑う
宇「そうだ、これやるよ」
『これは…?』
白色のキラキラしたネックレスを持つ宇随さん
宇「この前お前と出かけた時に買ったやつ。渡しそびれてたからよ」
宇「ちょっと…動くなよ」
そう言って私の首にそのネックレスをかける
満月の光できらきらと輝く
『…ありがとう』
宇「あぁ…綺麗だな」
『どっちが?』
宇「お前が」
『…そっか』
私は赤くなる顔を隠すように月を見上げる
宇随さんも一緒に月を見上げていた
宇「…月が綺麗だな」
『そうだね。じゃあさ、ずっと一緒に月を見てくれる?』
宇「…!!」
こちらに驚いた顔を向けた宇随さんを見て私はクスッと笑いさらに続けた
『ねぇ、宇随さん。どうしてもってお願いするなら私4人目の嫁になってあげる』
宇「ふはっwやっぱ素直じゃねーのw」
『で?どっちなの?』
宇「A。俺の嫁になってくれないか?」
『しょうがないな…。いいよ。嫁になってあげる』
『私、宇随さんの事嫌いじゃないんで』
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元くノ一の氷柱は派手柱の嫁で派手柱が嫌いじゃない
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作者名:みゆき | 作成日時:2021年2月20日 23時