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お土産 ページ37

鮭大根を食べ終わり大福を1口サイズに切り分け口に運ぶ

『美味しい…!』

やっぱり。ここの大福美味しいなぁ…しばらく来てなかったけど…前と変わらず美味しい

『……なに?』

大福を食べる私をニコニコと見つめるタコ…心底ムカつく

宇「いや、美味そうに食べるなって」

宇「ほら、俺のもやるよ」

しっかりと1口サイズに切り分けられていてそれを私の口の近くまで持ってくる

『………』

今度はニヤニヤして私を見つめる。ほんとにムカつく

宇「いらねぇのか?」

タコにあーんされるのはムカつく…でも、大福…うっ…まぁ…大福に勝てるわけはなく私は渋々貰う

すると面白そうに笑った

宇「お前ほんと好きだよなw」

当たり前だ…こんな美味しいもの嫌いな人が居るはずない

嫌いな人が居るんだったら私が切ってやる()

そしてさっき貰った花を見つめる

私がタコにあげた花。ペチュニアには花言葉がある

花言葉は...「あなたと一緒なら心安らぐ」

まぁ...絶対言ってやんないけど。そんなタコがくれたミムラスの花言葉が「笑顔を見せて」だとは気づかなかった

〜〜〜

宇「大福持ち帰んのかよw」

食べ終わり、私達は街をぶらぶらしてた

『うん。雛鶴さん達のお土産。ここの美味しかったし』

ついでに自分の分も…タコの分?あるわけねぇだろ()

なんて思いながら私はアクセサリー店に目が行く

『ここ。見たい』

宇「お、ド派手でいいじゃねぇか」

タコの了承も得た所で私達はアクセサリー店に足を進めた

あ…これ須磨さんに合いそう

こっちはまきをさんかなぁ...だったらこれは雛鶴さんに合いそう!

3つの簪を手に取りお店の人に渡す

『すみませーん!これくださーい!』

お金を払ってほかのアクセサリーを見てたタコに話しかけた

『なんか買うの?』

宇「うおっ。びっくりした。いいのあったか?」

『うん。雛鶴さん達へのお土産。もう買った』

宇「え?お前のは?てか、ド派手に言えよ。俺が払ったのによ」

『私はいらない。そもそも私も柱だしお金はある』

鬼殺隊である私はこんな女の子らしいものは必要ない。何が起こるか分からないので今だって隊服だ

こうゆうのは雛鶴さんたちの方が似合うし

宇「お前だって似合うだろ。ド派手に可愛いんだからよ」

『え?きも...うざ...』

宇「おーおーそうかい。そんな真っ赤にされながら言われてもなー」

まじで…こいつ嫌い()

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作者名:みゆき | 作成日時:2021年2月20日 23時

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